となりのトトロ(ジブリ映画)のあらすじと、都市伝説・怖い話の真実まとめ ~メイとサツキの裏設定や、狭山事件との共通点~

となりのトトロ(ジブリ映画)の舞台となった聖地巡礼-11

どーもー、先日「トトロの森」へ聖地巡礼してきて、クマやヘビが出てこないかビクビクしていた、ジブリオタクの「ゆとり」でーす。

皆さんも、日本人であれば知ってますよね・・・ジブリ映画の代表作である「となりのトトロ」

脚本、監督:宮崎駿、音楽:久石譲、プロデューサー:鈴木敏夫、

舞台は、昭和30年代(1950年代)の日本が舞台になったファンタジー映画で、大自然あふれる田舎へ引っ越してきたサツキやメイたち・草壁一家。

そこで、サツキやメイが不思議な生き物:「トトロ」や「まっくろくろすけ」と出会い、それらの生物との交流の中で、不思議な体験をしていく模様が描かれている作品です。

1988/4/16 に公開された、この映画は、観客動員数:約80万人。

映画は、「火垂るの墓」と同時上映されたが、ジブリ映画としてはワースト2位の興行収入(11.7億円)であった。(ワースト1位が「天空の城ラピュタ」)

だが、、

キネマ旬報の「日本映画ベストテン」第1位など、各種日本映画関係の作品賞を獲得。

1989年以降には、「金曜ロードショー」としてテレビ放映も繰り返し行われた。

2010年の時点で、12回ものテレビ放映がされていて、国民的アニメ映画と言っていいでしょう。

そんな「となりのトトロ」を、先日、子供の時ぶり(10年以上ぶり)に観ることになって、その舞台となった「トトロの森」にも行くことになったわけだ。

また、ネット上で調べてみると、なにやら「となりのトトロ」に関する ”都市伝説”や ”怖い話” が話題となっていた。

ということで今回は、これら都市伝説や、「トトロの森」に行ってきた話等について、まとめてみた。

以下、目次。

  • となりのトトロのあらすじと原作について ~サツキやメイ・お母さん達のその後・・・
  • トトロの都市伝説:5選 ~メイとサツキの裏設定や、狭山事件との共通点まとめ
  • 「トトロの森(狭山丘陵)」や「クロスケの家(埼玉県所沢)」に行ってきた
  • 10年ぶりに見た感想と、その他宮崎駿・ジブリ作品について

となりのトトロ(ジブリ映画)のあらすじと、原作について ~サツキやメイ・お母さん達のその後・・

まずは、ザッと「あらすじ」について、以下にまとめてみた。

舞台は、昭和30年代(1950年代)の日本。

ある日、大自然あふれる田舎へ、サツキやメイたち・草壁一家が引っ越してくる。

引越し先は、かなり古びた家になっており、玄関前の柱は今にも崩れ倒れそうな感じであった。
そして、そこには、小さな黒いオバケ:「まっくろくろすけ」が大量に住んでおり、サツキやメイは、それらを見つけ楽しそうに追いかけていたが、特に害はなく、人が住み始めると、しばらくして居なくなるという。

そんな話を、二人は、入院していた母親に報告しにいく。(病名は不明だが、本編で母親は入院している)

そして、サツキが小学校に通うようになり、1人で遊んでいたメイは、庭で不思議な生き物を見つける。
その生き物を追いかけて森に入っていくと、そこにはずっと大きな生き物が寝転んでいた。
その生き物こそ、「トトロ」だったのだ。

メイは、サツキや父にもトトロを見せようとするが、結局その時は、トトロを会わせることができなかった。

その後、梅雨の季節となったある夜、サツキとメイがバス停で父の帰りを待っていると、そこにトトロがやって来る。
サツキがトトロに傘を貸してやると、トトロはお礼に木の実を渡し、バスの姿をしたネコ(ネコバス)に乗って行ってしまう。
二人は家に帰ってから、トトロにもらった木の実を庭にまいたが、なかなか芽が出てこなかった。

だが、ある夜、二人は夢をみる。
夢の中では、木の実は巨木へと育ち、二人はトトロと共に空を飛ぶ。
目が覚めると巨木は消えていたが、かわりに小さな芽が生えていた。
それを見た二人は、”夢だけど夢ではなかった” と大喜びする。

そんな中、ある日、母親が入院していた病院から突然の連絡が入る。
その電話は、母親が体調を崩してしまい、退院が延びるという知らせだった。
不安になったサツキは母親が死ぬかもしれないと泣き出し、それを見たメイは1人で病院に向かってしまう。
心配になったサツキは、その後、村の人にも協力してもらい、村中でメイ探しが始まる。

だが一向に見つからず、途方にくれたサツキは、トトロに助けを求めにいくと、トトロがネコバスを呼んでくれる。
ネコバスは、サツキを乗せて風のように走り、道に迷っていたメイを見つけた。
メイは母親に、トウモロコシを持って行きたかったという。

その後、ネコバスは二人を病院に連れて行くと、そこには元気そうに話す、父と母の姿があり、それを見た二人は安心する。
母親はふとなにかしらの気配を感じ、窓越しを見てみたら、そこにはメイが持ってきたトウモロコシが置かれていた。



エンディング

参考元 : ウィキペディア:「となりのトトロ」

以上が、ザッとまとめた「あらすじ」になります。

ちなみに、エンディングでは、無事退院した母親が、タクシーに乗って家へ帰ってくる姿や、それを嬉しそうに出迎えるサツキとメイ達が描かれています。

また、この「となりのトトロ」ですが、原作はありません。

物語の原型となる構想は、宮崎駿が1970年代に日本アニメーション、そしてテレコム・アニメーションフィルムに在籍していたころに書き連ねていたイメージボードがあったとされています。

映画公開後に映画を元にした小説:「となりのトトロ」がありますが、これは「久保つぎこ」さんが執筆した作品であり、原作ではありません。

→ Amazon:「となりのトトロ(アニメージュ文庫)」

「となりのトトロ」の都市伝説・怖い話:5選 ~メイとサツキの裏設定や、狭山事件との共通点まとめ~

次に、映画公開後、ネット上にて話題になっていた「トトロに関する都市伝説」について、以下にまとめてみました。

  • 【サツキとメイは、本編中に死んでいた。。】

    なぜ、このような噂が流れてしまったのか・・

    実は、物語の途中から、サツキとメイの影が無くなっているそうです。。この事が発覚したことによって、「サツキとメイは死んでいる」といった噂がたつように。。

    また、物語の後半、メイが迷子になって、捜索中に見つかった「池に落ちていたサンダル」

    本編中では、サツキは「メイのじゃない」と否定しているが、メイが履いていたサンダルと色や形が全く同じで、その後、メイが発見された時、サンダルを片方履いていないとのこと。

    これによって、メイは池で溺れて死亡したという噂も流れ始めます。

    ちなみに、影が消えたのは、メイは迷子になってからで、サツキはネコバスに乗ってからの模様。

    これらの事から、

    メイは、池で溺れて・・・サツキは、妹を探した際、森の中で迷って・・・といった憶測が話題に。

    さらに、

    本編ラストで、お母さんに会わずに帰ったのは不自然・・・既に死んでいたから会えなかったのでは・・という説も。

    また、この時、母親がふと窓の外の木を見つめ、「今、あの木のところで、サツキとメイが笑ったような気がした」と言ったシーンがあります。実は、この時二人は木の上に座っていたが、死んでいたから・・

  • 【トトロやネコバスは「死神」で、死んだ人間、もしくは死期が近い人間にしか見ることができない】

    これは、上記のサツキとメイにも関係してくるのですが、本編でトトロやネコバスの存在を見ることができたのは、サツキとメイだけです。

    (他の人には、見えていない。)

    このことから、死期が近かったメイとサツキにだけ、トトロやネコバスを見ることができ、トトロの正体は、少女達をあの世へ連れ去る「死神」だったと、噂されるようになりました。



    ちなみに、これらの噂に対して、スタジオジブリの広報部は、公式に以下の見解を示している。

    「 ”トトロは死神である・メイやサツキは死んでいる” といった事実や設定は全くありません」

    「最近、流行りの都市伝説のひとつです」

    「誰かが面白がって言い出したことが、あっという間にネットを通じて広がってしまったみたいです」

    「みなさん、噂を信じないで欲しいです」

    といった具合に完全否定するコメントを発表した。

    尚、影が無い点については、DVD・BDへの収録時に修正が施され、影が付いている。現在テレビ等で放送されるものも、修正が施されたものである。

    (影が無くなってる点に関しても、映像演出的に考えられての事だった。)

  • 【お母さんが入院している病院は、実在した!】

    ストーリー本編にて、サツキやメイのお母さんが入院している病院は、「七国山病院」と表示されています。

    この病院、実はモデルとなった病院が現実にあると・・・

    それが、東京都の八国山緑地にある「東京白十字病院」と言われています。

    「となりのトトロ」の舞台(モデル)となっているのが、「埼玉県の所沢」で、八国山緑地は、所沢に隣接しています。(県境)

    このことからも、信憑性は高いでしょう。

    ちなみに、この「東京白十字病院」は当時、結核治療の隔離病棟として機能していて、結核患者などの重症患者・末期患者を多く扱っていたと言います。

    当時、「結核」は不治の病だった。。

    なので、お母さんも、結核によって後に死ぬことになる。。とネット上では話題になりました。

    ちなみに「東京白十字病院」は、現在でも営業しています

  • 【サツキやメイが引っ越してきた家は、「死者の家」だった。】

    これは、宮崎駿監督本人が言っていたことです(以下)

    「あそこは要するに病人が死んでしまった家なんですよ。
    僕は、基本的にあの家は、病人を療養させるために建てた、離れのある別荘だと思ってるんです。

    つまり結核患者のために建てた離れなんですね。で、その人が死んでしまったので、そのまま用無しになって空いてたんです。

    そこへ、サツキとメイが引っ越して来たと。これは裏設定なんで、言う必要がないので誰にも言わなかったけれど、そう考えていた家なんです。
    妙に日当たりが良さそうなのもこの設定のためなんですね。」

    参考元 : 徳間書店・宮崎駿著:「出発点 1979~1996」より

    この事から、上記の結核患者専用の病院の噂も、信憑性が高まりますね。

  • 【「となりのトトロ」は、「狭山事件」をもとに創作された?】

    今(2016)から50年以上も前の話になりますが・・

    1963年5月に埼玉県狭山市で女の子が誘拐され殺されるといった事件が発生し、のちに「狭山事件」と呼ばれるようになりました。

    この事件は、身代金を要求する脅迫や残虐な殺され方、加害者が被差別部落出身者だったこと。事件関係者の相次ぐ変死などによって、当時、マスメディアでも大きく報道された事件になります。

    狭山事件とは?石川一雄・冤罪説の真相や真犯人。そして埼玉県狭山市へ行ってきた ~となりのトトロとの共通点・都市伝説も~

    そして・・

    この事件と、「となりのトトロ」には多くの共通点があるとして、妙な噂がネット上で立ち始めます。

    ”トトロは、狭山事件をもとに創作された・・”

    このような噂が、徐々に広まっていき、ネットを中心に話題となっているのです。

    では、どのような共通点があったのか・・・以下にまとめてみました。

    ・トトロの舞台となっている埼玉県所沢市や狭山丘陵は、事件が起きた狭山市と隣接している。

    ・サツキ(皐月)とメイ(May)はどちらも5月を表す名前であり、狭山事件が起きたのも5月である。

    ・事件当時、行方不明になった妹(被害者)を、姉は必死に探し、その姿も目撃されているという。これは、トトロ本編の後半の描写と重なる。

    ・事件の被害者である女の子の母親は病死で亡くなっていた・・・となりのトトロ本編でも、母親は亡くなってはいないが長期入院している。

    以上のような点から、妙な噂が立ち始めたと言われています。

    ちなみに、このような噂に対して、スタジオジブリは公式に「否定」していて、狭山事件とは全くもって関係ない。といった発表がありました。

    (まぁ、正直こじつけだろっって感じですよね。。ちなみに事件の被害者は、当時16歳で、メイやサツキより全然大人だし、事件当時、姉が妹を探してたっていう証拠も特に無いそうです。)

以上、「となりのトトロ」に関連する都市伝説でした。

参考元:恐怖の都市伝説!『となりのトトロ』に隠された衝撃の真相

トトロの舞台となった「トトロの森(狭山丘陵)」や「クロスケの家(埼玉県所沢)」に行ってきた ~その他、聖地の紹介

となりのトトロ(ジブリ映画)の舞台となった聖地巡礼-11

最初にも述べた通り、先日、1日かけてアニメの舞台とされている埼玉県所沢に行って、「トトロの森」と呼ばれている狭山丘陵にもまわってきました。

狭山丘陵とは・・・埼玉県と東京都の県境に位置し、東西11km、南北4km に広がっている大規模な丘陵になります。

となりのトトロの舞台となった森:狭山丘陵-23

また、宮崎駿の自宅があるのも「所沢」で、1990年代から狭山丘陵の保全運動にも携わっており、そーいった事から、この丘陵が「トトロの森」と呼ばれるようになりました。

実際に僕が、所沢にある「クロスケの家」や「トトロの森(狭山丘陵)」に行ってきた模様は、以下の記事にてまとめているので、これから行こうと思っている方や、興味のある方は、ぜひ見てみてください。

→ となりのトトロの舞台:「トトロの森(狭山丘陵)」や「クロスケの家(埼玉県所沢)」に行ってきた~その他モデルとなった場所も

ちなみに、上記以外にも、トトロ作品にちなんだ場所というのは、いくつかあって・・

例えば、

  • 母親が入院していた病院のモデルとなった、東京都・八国山緑地にある「東京白十字病院」であったり、
  • 愛知県にある、愛・地球博記念公園にて設営されている、「サツキとメイの家(草壁家)」
  • 大分県の観光地として人気となった、サツキとメイがトトロと出会った「バス停」
  • 「トトロの木」と呼ばれるようになった、山形県鮭川(さけがわ)村にある、樹齢1000年以上の木。

これらの詳細情報についても、上記の記事にてまとめています。

最後に・・・10年ぶりに見た「となりのトトロ」の感想と、その他宮崎駿・ジブリ作品について

今回、子供の時ぶり(10年以上ぶり)にトトロを見ることになったわけですが、改めて大人になって見てみると、

子供向けに描かれたファンタジー映画だな・・と感じました。

ストーリー自体はすごく単純明快で、特に、ストーリーの背景にメッセージ性があるわけでも無く、深く感情に突き刺さるシーンであったり記憶に残る描写も、特になし。

作者が視聴者に伝えたかった ”熱い思い” というのも、特に感じられない作品だなと。

逆に、「風の谷のナウシカ」や「もののけ姫」といった、宮崎駿の他の作品では、

「自然共生」や「戦争・内戦の悲惨さ」・「人類のエゴや愚かさ」といった、メッセージやテーマをちゃんと感じとる事ができ、作品を通して宮崎駿の伝えたかった ”ナニか”も、ちゃんとそこに存在している事が分かりました。

特に、宮崎駿が10年以上に渡って執筆をした、「風の谷のナウシカ」の原作版は、果てしなく壮大で複雑なストーリーが描かれており、

1作品で、「自然共生」や「戦争批判」・「王族の権力争い(醜くて汚い、だからこそ人間味あふれる人間ドラマ)」・そして「宗教問題・宗教戦争」といった、多くのテーマやメッセージが込められた作品となっています。

なので、ジブリファンや宮崎駿ファンで、まだナウシカの原作を見た事が無いっって人は、ぜひ一度見てみる事をおすすめします。

→ 風の谷のナウシカの都市伝説(王蟲や腐海の真実)や、映画版と漫画版(原作)のあらすじの違い(ラストやその後:ネタバレ注意)

「ナウシカの原作を読まずして、宮崎駿を語るな!」といった格言もあるくらいです。(すいません、今作りました)

また、その他ひととおりのジブリ作品について、僕なりの考察や作品の概要についてまとめているので、以下もぜひ。

→ スタジオジブリのアニメ映画(作品)ランキング一覧:top8 & 都市伝説(裏話)と人気キャラクターの名言・名セリフまとめ

ではまた、じゃーねー。

となりのトトロの森で休憩するゆとり君-14

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