スタジオジブリのアニメ映画(作品)ランキング一覧:top8 & 都市伝説(裏話)と人気キャラクターの名言・名セリフまとめ

スタジオジブリの映画作品ランキングを決めている男性-8-1

どーもー、スタジオジブリ・オタクの「ゆとり」でーす。

平成元年(1989年)生まれということで、「トトロ」や「魔女宅」世代の僕ですが、幼少の頃からジブリ作品とともに成長してきて、今では立派な大人になっています。

そんな26歳(2016年現在)の僕ですが、先日、久しぶりにジブリ作品を一通り見返してみました。

すると、印象が変わった作品、小学生の時と全く同じ感想を抱いた作品等、様々あったのですが・・

今回は、そんなジブリ映画を、僕なりの基準でランキング付けしてみました。

また、それと共に、各作品の名言・名セリフ集や、都市伝説的な裏話をまとめていってます。

では、「8位」から順にどーぞ!

スタジオジブリのアニメ映画ランキング第8位:『となりのトトロ』 ~都市伝説(裏話)まとめ

  • 【となりのトトロ の作品概要】

    日本人であれば誰もが知っているであろう国民的アニメ映画でしょう。

    1988/4/16 に公開された作品で、(まだ、僕が生まれる前)

    脚本、監督 : 宮崎駿
    音楽 : 久石譲
    プロデューサー : 鈴木敏夫

    といった、ジブリでお馴染みのメンバーが揃い、

    ストーリー概要は・・

    舞台は、昭和30年代(1950年代)の日本が舞台になったファンタジー映画で、大自然あふれる田舎へ引っ越してきたサツキやメイたち・草壁一家。

    そこで、サツキやメイが不思議な生き物:「トトロ」や「まっくろくろすけ」と出会い、それらの生物との交流の中で、不思議な体験をしていく模様が描かれている作品です。

    ちなみにこの作品、意外かもですが、ジブリ映画としてはワースト2位の興行収入(11.7億円)となってるんですね。(ワースト1位が「天空の城ラピュタ」)

  • 【となりのトトロ に関する都市伝説】

    この作品には、ネット上を中心に、いくつか話題となっている都市伝説があります。

    例えば・・

    ・サツキとメイは、本編中に死んでいた説・・・スタジオジブリが、コレについて公式にコメントするほど話題となる。

    ・狭山事件という事件がモデルとなっている説

    狭山事件とは・・・1963年5月に埼玉県狭山市で女の子が誘拐され殺されるといった事件で、身代金を要求する脅迫や、残虐な殺され方、加害者が被差別部落出身者だったこと。事件関係者の相次ぐ変死などによって、当時、マスメディアでも大きく報道された事件。

    → 狭山事件とは?石川一雄・冤罪説の真相や真犯人。そして埼玉県狭山市へ行ってきた ~となりのトトロとの共通点・都市伝説も~



    このような信じられない説が、一時期話題となったのです。では、なぜこのような都市伝説が浮上するようになったのか、それについては以下の記事にて詳細にまとめているので、確認してみてください。

    → となりのトトロ(ジブリ映画)のあらすじと、都市伝説・怖い話の真実まとめ ~メイとサツキの裏設定や、狭山事件との共通点~

  • 【となりのトトロ に関する個人的な感想(順位付けの理由)】

    となりのトトロ(ジブリ映画)の舞台となった聖地巡礼-11

    この通り、僕はトトロの舞台となった「トトロの森(狭山丘陵)」や「クロスケの家(埼玉県所沢)」に行ってくるほど、好きな作品ではあります。

    となりのトトロの舞台:「トトロの森(狭山丘陵)」や「クロスケの家(埼玉県所沢)」に行ってきた~その他モデルとなった場所も

    ただ、作品のストーリー性・内容の深さ・メッセージ性の強さといった観点で、8位(最下位)にさせていただきました。

    基本的にこの作品は、子供向けに描かれたファンタジー映画で、

    ストーリー自体はすごく単純明快で、特に、ストーリーの背景にメッセージ性があるわけでも無く、深く感情に突き刺さるシーンであったり記憶に残る描写も、特にありません。

    「風の谷のナウシカ」や「もののけ姫」などの、他の宮崎駿作品は、宮崎らしい強いメッセージ性が含まれていて、大人向けの内容になっていますが、

    この作品に関しては、明らかに子供向けに作られており、単純明快なストーリーとなっています。

以上です。

スタジオジブリのアニメ映画ランキング第7位:『天空の城ラピュタ』 ~人気キャラクターの名言・名セリフ集一覧

  • 【天空の城ラピュタ の作品概要】

    1986年8月2日に全国放映されたアニメーション映画で、スタジオジブリの第1作品目になります。

    ※「風の谷のナウシカ」の方が映画公開されたのは早いですが、その時は、まだスタジオジブリが出来上がる前だったので、実質ラピュタがジブリ作品の第一作目となります。

    監督・脚本・原作 : 宮崎駿
    製作 : 高畑勲
    音楽 : 久石譲

    と、ジブリでお馴染みのメンバーが携(たずさ)わり、

    ストーリー概要は・・・

    少女:シータと少年:パズーの二人が、政府軍や海賊に追われながらも、天空に浮かぶと言われている伝説の城:ラピュタを目指す冒険活劇となっています。

    この作品は、公開当時はまったくヒットせず、ジブリ映画作品の中で、観客動員数・興行収入共にワースト1位の作品となっている。

  • 【天空の城ラピュタ に出てくる、人気キャラクターの名言・名セリフ集】

    1:『見ろ!人がゴミのようだ!ハッハッハッハッハッ』 by ムスカ

    2:ストーリー後半、ラピュタの中枢で、シータとムスカが会話するシーン。

    シータ:「今は、ラピュタがなぜ滅びたのか、あたしよく分かる。ゴンドアの谷(シータが生まれ育った村)の歌にあるもの。」

    シータ:『土に根をおろし、風と共に生きよう。種と共に冬を越え、鳥と共に春をうたおう。』(ラピュタの真の王族に伝わる歌)

    シータ:「どんなに恐ろしい武器を持っても、沢山のかわいそうなロボットを操っても、土から離れては生きられないのよ!」

    (どんなに、世界を支配・征服できるほどの並外れた文明・技術を持っていたとしても、大自然の法則には抗うことはできない事を示唆するセリフで印象に残りました。)

    3:『バルス』 by シータ & バズー

    最も重要なラストシーン、ラピュタを崩壊させる呪文になります。

  • 【天空の城ラピュタ に関する都市伝説】

    ネット上を調べてみると、ラピュタに関しても都市伝説的な裏情報がたくさんヒットします。

    例えば・・

    ・ラピュタが金曜ロードショーで放送されると、2チャンネルのサーバーがダウンしたり、1秒間あたりのツイート数が世界記録を更新したりする・・・人々は、コレを「バルス祭り事件」と呼ぶ。

    ・”ラピュタ” という名前が、実は別作品の空飛ぶ王国の名前の ”パクリ” だった?

    ・映画本編のその後、シータとパズーは遠距離恋愛として関係を続けていく。

    等々、、詳しくは以下の記事にてまとめているので、興味のある方は確認してみてください。

    → 天空の城ラピュタのあらすじや都市伝説(呪文「バルス」祭りや、映画本編のその後)、シータやムスカ等の名言・セリフ集まとめ

  • 【天空の城ラピュタ に関する個人的な感想(順位付けの理由)】

    ラピュタについても、基本的に「トトロ」と同じ理由で、低い順位にさせてもらいました。

    先日、大人になって久々に(10年以上ぶり)、この作品を観てみたんですが、個人的な感想としては、

    やはり、子供向けに描かれた典型的なファンタジー冒険映画だな・・と感じました。

    実際に、宮崎駿も「この作品は、小学生を対象に企画・創作した物語である」といった事を発言しています。

    一部、世界を支配できるような科学力や技術力が進んだ世界での生活よりも、大自然溢れていて地上に根ざしている、ありきたりの生活の方が価値がある。といった宮崎らしいメッセージ性はあったものの、

    ストーリー自体はすごく単純明快な冒険ファンタジーで、特に、ストーリーの背景に強いメッセージ性があるわけでも無く、深く感情に突き刺さるようなシーンもありません。

    ・・といった理由で、この順位付けにしました。

スタジオジブリのアニメ映画ランキング第6位:『魔女の宅急便』 都市伝説(裏話)まとめ

  • 【魔女の宅急便 の作品概要】

    1989年7月29日に全国の映画館で公開されたジブリアニメ作品で、

    監督・脚本 : 宮崎駿
    原作 : 角野栄子(かどのえいこ)
    音楽 : 久石譲
    プロデューサー : 鈴木敏夫

    といったジブリでお馴染みのメンツが揃っているが、宮崎駿が監督を務めるジブリ作品では、初の他者による原作作品になります。

    (原作は、角野栄子の児童書:「魔女の宅急便」)

    ストーリー概要は・・

    魔女の風習が残る田舎町に住んでいた主人公の13歳の女の子:キキは、魔女のシキタリに従い、黒猫ジジと共に田舎を出て大都会の港町へと飛び立ちます。

    そして、都会の街に戸惑いながらも、パン屋の女主人に気に入られ、そこでの新生活が始まっていきます。

    やがて「魔女の宅急便」として宅配業を開業することになる彼女は、様々な失敗と挫折を味わい、様々な人達と出会っていくことになるが、そんな中、人力飛行機に熱中する少年:トンボと出会う事になり・・・

    また、この作品は、

    興行収入 : 約43億円
    配給収入 : 21.7億円
    動員 : 264万619人

    と、配給収入が前作の「となりのトトロ」の3倍以上を記録する大ヒットに。

    これによって、1978年に公開された「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」の記録を抜いて、日本のアニメーション映画の興行記録を更新した。

    さらにさらに、

    第13回・日本アカデミー賞話題賞

    第44回・毎日映画コンクールアニメーション映画賞

    第7回・ゴールデングロス賞最優秀金賞

    など、様々な名誉ある賞を獲得するに至る。

  • 【魔女の宅急便 に出てくるキャラクターの名言・名セリフ】

    1:『私このパイ、嫌いなのよね』 by キキの仕事を依頼したおばあちゃんの孫娘

    おそらく本作品を観た人なら、記憶に残ってる人も多いでしょう。僕も、心にグサッと刺さったシーンです。
    この時の、虚しさというか・喪失感と言いか・無力感というか・・ね。

    2:森にすむ画家の少女(ウルスラ)が、魔法が使えなくなったキキに掛けた言葉(アドバイス)

    ウルスラ:「絵、描くの楽しくてさ。寝るのが惜しいくらいだったんだよ。それがね、全然描けなくなっちゃった。描いても気に入らないの。それまでの絵が誰かの真似だって分かったんだよ。どこかで見たことがあるって。自分の絵を描かなきゃって。。。

    でも、なかなか思うように描けなくてさー。

    そんな時は、一旦描くのをやめる。散歩をしたり、景色をみたり、昼寝をしたり、何もしない。そのうち急に描きたくなるんだよ。」

    魔女のたまごであったキキに対して、ウルスラは芸術家のたまご。どちらも自分の才能を糧にして生きていく職業ということで、お互いに通ずる部分があったのでしょう。ウルスラは、キキの悩みに共感し「魔法も絵も似ている」と自分の経験を語りだすシーンになります。

  • 【魔女の宅急便 に関する都市伝説】

    ・映画本編のその後、キキとトンボは将来結婚し子供も二人産む説。

    ・黒猫:「ジジ」のおかげで、ヤマト運輸が映画のスポンサーになった?

    これらの詳細については、以下の記事にてまとめているので、興味のある方はぜひ。

    → 魔女の宅急便のあらすじとその後(原作本情報) ~キキとトンボの結婚や、ジジに関する都市伝説。そして実写版映画について

  • 【魔女の宅急便 に関する個人的な感想(順位付けの理由)】

    こちらの作品に関しても、基本的には上述している2作品と同様、子供向けに描かれたファンタジー映画だな・・という印象です。

    ストーリー自体はすごく単純明快で、特に、ストーリーの背景にメッセージ性があるわけでも無く・・・といった感じで。

    個人的にはもっと、

    ・キキのライバルとなる存在(魔女)であったり、悪役的な「魔女」の存在を多く出して、それら魔女同士のやりとりを描いてほしかった。(映画本編の最初に出てくる、先輩魔女も結局あれ以降出てこない。)

    ・あとは、もっと「魔女」と「純粋な人間」の存在を切り分けて、キキが人間達との関係に苦悩する模様を描いてほしかった。

    と、ストーリー内容については思いました。



    一方、この作品、原作版(漫画)では、映画版のその後が描かれていて、将来的にキキとトンボは結婚し、子供を産むまでに至ります。

    映画版の内容は、原作の2巻までの内容となっており、その後原作版は、第六巻まで続いているので、「魔女の宅急便」ファンは、ぜひ見てみる事をオススメします。

    また、、

    2014年(映画公開から25年)には、実写版も公開されていて、「3重」に楽しめる作品となっています。

    これらの事も考慮して、この順位付けにしました。

    原作版や実写版のストーリーや感想については、以下の記事にてまとめているので、良かったらぜひ。

    → 「魔女の宅急便」の原作漫画や実写版映画について

以上です。

スタジオジブリのアニメ映画ランキング第5位:『平成狸合戦ぽんぽこ』 ~都市伝説(裏話)まとめ

スタジオジブリ作品:「平成狸合戦ぽんぽこ」

  • 【平成狸合戦ぽんぽこ の作品概要】

    1994年7月16日に公開された、スタジオジブリのこの作品は、

    原作・監督・脚本 : 高畑勲
    企画 : 宮崎駿
    製作 : 鈴木敏夫

    といったように、高畑勲が監督を務めているアニメーション映画である。

    ストーリー概要は・・・

    舞台は、昭和40年代の日本。都市開発が進む多摩ニュータウン(多摩市)に住んでいた狸は、その建設工事によって居場所を奪われつつあった。

    そこで、人間の手から、自分達の故郷を守るために「化け学」を使って大奮闘を繰り広げていく作品である。

    ※化け学・・・タヌキやキツネが使う、人間を騙すための技のこと。人間や他の動物に化けたり、妖怪に化けたりする事もできる。

    この「平成狸合戦ぽんぽこ」は、大ヒットを記録し、1994年の「邦画・配給収入トップ」である、26億円を記録した。

  • 【平成狸合戦ぽんぽこ に関する都市伝説】

    1:他のジブリ人気キャラクター「トトロ」や「キキ」が出演している

    本編にて重要なシーン:「妖怪大戦争」のところで、他の妖怪と共に「トトロ」や「キキ」を目撃したという情報が多数あるようです。

    2:水木しげるをモデルにしていたキャラクターがいる。

    実は、水木しげるさん、この映画の「構成」に協力してエンドロールの「協力」に名前が載っているそうです。

    3:「平成狸合戦ぽんぽこ」のエンドロールから、「耳をすませば」のオープニングに繋がっている。

    本編終了後のエンドロールには、多摩丘陵から一望した大東京の夜景が映しだされていますが、実は、この夜景のシーンから、「耳をすませば」のオープニングが始まっているとう噂が・・

    実は、「耳をすませば」の主人公:雫(しずく)の月島家は、多摩ニュータウンの団地にあるとか。

    これら、詳しい情報については、以下の記事にてまとめているので、興味のある方は確認してみてください。

    → 「平成狸合戦ぽんぽこ」のあらすじと都市伝説(他のジブリキャラ:トトロやキキが出ていた?)。そして舞台となった場所について

  • 【平成狸合戦ぽんぽこ に関する個人的な感想(順位付けの理由)】

    この作品、僕が子供の頃に、金曜ロードショーで何回か観た記憶はあるが、全くといっていい程、”話(ストーリー)”を理解できていなかった。

    ”なんかタヌキが大勢集まって、ドンチャン騒ぎをしている。。” ぐらいの印象であった。

    ところが、大人になって改めて観てみると、

    この作品には、”多摩ニュータウン計画” という実際にあった歴史をテーマにして、”自然保護”や ”自然共生” といった高畑監督が伝えたかった強いメッセージ性があることを、初めて知った。

    ストーリー自体も、トトロや魔女の宅急便と違って、大人向けの作品となっており、子供の頃の僕が、理解できていなかった事も合点がいった。

    この作品には、単なる ”自然保護”や ”自然共生” といったテーマ以外にも、様々なメッセージがあるように思える。

    例えば、タヌキ社会にフォーカスを当てても、単純に一致団結して人間へ抵抗しているのではなく、その中には、

    ・人間を片っ端から殺していく。といった過激派思想派の集団

    ・命を負わせたり、傷を与えるといった物理的な攻撃ではなく、怪奇現象を起こすことによって抵抗する派閥

    ・人間社会に溶け込んで、人間と共生して生きていこうとしている派閥

    といった、いくつかの思想・派閥に別れていて、

    ストーリー途中には、過激派思想のタヌキ達がクーデターを起こす場面なんかも描かれている。

    また、一部の聡明で頭の良いタヌキ(正吉)によって、タヌキ社会のルールを提案し、理想的(効率的)なタヌキ社会を築きあげようとするシーンもある。

    これら一連のタヌキ社会は、おそらく当時実際にあった「多摩ニュータウン計画」に対して存在した抵抗勢力を投影させたモノなのだろう。

    実際、高畑監督自身も、反対派・否定派として、TVなどで意見を言ったり反対運動を起こしたりしているが、これら抵抗勢力の人達を、”ヒトではなくタヌキ” に見立てて、「平成狸合戦ぽんぽこ」という作品を通じて、世に問題提起をしているあたり・・

    素晴らしい ”センス” を感じる。



    最終的に、人間の手によって絶滅の危機に陥ったタヌキ達は、人間達に抵抗しつづけ絶滅する方向ではなく、人間と共生して生きていく方向へシフトしていきます。

    そして最後には、人間達によって自分達の居場所が追いやられながらも、それでも、わずかに残った小さい小さい居場所で、懸命に楽しく、そして笑いを絶やさず過ごしているシーンで幕を閉じるのです。

    これらの内容から、人間と動物とが共生していける社会の重要性とともに、いかに虐(しいた)げられ・追い詰められた生きにくい状況の中でも、そこで精一杯生きていく事の重要性を訴えているのかが分かります。

    ジブリ作品といえば、宮﨑駿のイメージが強いですが、この「平成狸合戦ぽんぽこ」という物語を通じて、「高畑勲」という存在と才能を認識することができた作品でした。

以上が理由です。

スタジオジブリのアニメ作品ランキング第4位:『紅の豚』 ~人気キャラクターの名言・名セリフ集一覧

  • 【紅の豚 の作品概要】

    1992年7月18日から、スタジオジブリのアニメーション映画として全国公開され、

    原作・脚本・監督 : 宮崎駿
    製作 : 鈴木敏夫
    音楽 : 久石譲

    といった、お馴染みのメンツが制作に携わる。

    ストーリー概要は・・

    世界大恐慌時のイタリア・アドリア海を舞台に、飛行艇を乗り回す空賊(空中海賊)と、それを相手に賞金稼ぎで生きる主人公のブタ:「ポルコ」のファンタジー物語である。

    この作品は、前作の『魔女の宅急便』に続いて、アニメ映画の興行記録を更新する大ヒットとなる。

    興行収入 : 47.6億円
    配給収入 : 27.13億円
    動員 : 304万9806人
  • 【紅の豚 に出てくるキャラクターの名言・名セリフ集】

    1:『飛ばねえ豚は、ただの豚だ』 by ポルコ

    「紅の豚」の劇場予告CM にも使用されていて、当作品で最も有名な名セリフになります。

    2:『ファシストになるより、豚のほうがマシさ』 by ポルコ

    作中の時代背景は、イタリアが、ムッソリーニ率いるファシスト党の独裁下の時代で、一党独裁による独裁政治がおこなわれている時です。
    当然、国民はファシスト党のもと絶対服従の関係にあり、反対者に対しては厳格な処罰が与えられていました。
    そんな、自分の国の現状に否定的だった「ポルコ」らしい発言です。

    3:『豚に国も法律もねえよ』 by ポルコ

  • 【紅の豚 に関する都市伝説】

    1:ポルコとジーナの結婚説

    映画のエンディングシーンや、ポルコの乗っていた飛行艇の機体番号から、二人はのちに結婚する。といった説がネット上で話題となっている。

    2:「ポルコ」が豚の姿になってしまった真相

    スタジオジブリや宮崎駿など、公式に発表されたわけでは無いので、真相は闇の中だが、ポルコが、まだイタリア空軍に在籍していたときの「戦争」が影響していると言われている。

    これら詳しい情報については、以下の記事にてまとめているので、興味のある方はぜひ。

    → 紅の豚のあらすじ・結末と都市伝説(ポルコが豚になった理由と、その後のジーナとの関係等)、そして名言・名セリフ集まとめ

  • 【紅の豚 に関する個人的な感想(順位付けの理由)】

    この作品を観て、まず僕が思ったのが、他の宮崎駿作品との ”違い”だった。

    あきらかに、他の作品とは「趣(おもむき)」が違っている。

    基本的に、宮崎駿の作品は、ナウシカやもののけ姫のように「自然共生」や「自然回帰」・「戦争の批判」といったテーマやメッセージ性が含まれているか、

    又は、「天空の城ラピュタ」や「となりのトトロ」のように、子供向けに描かれた分かりやすいファンタジー作品の、どちらかである。

    だが、この「紅の豚」という作品は、どちらにも当てはまらない。

    宮崎駿自身の趣味(戦闘機マニア)が多く含まれている一方で、当時(第一次世界大戦後)の、ムッソリーニによるファシズム独裁体制のイタリア王国の実情を伺えるストーリーにもなっている。

    そーゆー意味では、反体制的なメッセージや、戦争批判のメッセージも含まれており、立派な大人向けの作品といえるだろう。(おそらく、子供の頃の自分では、全く読み解く事ができなかっただろう。。)

    また、世界恐慌の煽りを受けて、仕事が無い男達は出稼ぎに出て、若い子から老婆までの女性達もたくましく働いている。。といった当時のリアルな描写も描かれている。

    実際に、宮崎駿自身も、この作品について、”それまでの子供向けの内容ではなく同年代に向けた作品である” と語っている。

    なので、この「紅の豚」という作品は、ナウシカやもののけ姫とは違った、新たな宮崎駿の側面(才能)を見る事ができる作品であった。

以上が理由です。

スタジオジブリのアニメ作品ランキング第3位:『もののけ姫』 人気キャラクターの名言・名セリフ集一覧

  • 【もののけ姫 の作品概要】

    1997年7月12日にスタジオジブリから全国公開された作品で

    脚本・監督 : 宮崎駿
    製作・プロデューサー : 鈴木敏夫
    音楽 : 久石譲

    といったジブリでお馴染みのメンバーが揃い、

    第1回・文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞
    第21回・日本アカデミー賞最優秀作品賞
    第15回・ゴールデングロス賞・最優秀金賞、特別功労大賞

    などなど、数々の賞を総なめにして、

    興行収入193億円、観客動員数1420万人を記録し、当時の日本映画の歴代興行収入の記録を塗り替える、歴史的な超大作となった。

    宮崎監督本人も、自身の作品群の中で、一つの区切り・集大成だ。と語っている。

    (この映画が出来上がるまでに、宮崎駿による構想:16年、制作に3年もの長い期間が掛かったらしい)

    ストーリー概要は・・

    日本の戦国時代が舞台となっていて、その中で、生きるために森(自然)を侵食していく人間達と、その人間達に対立している森の生き物「もののけ」との戦いが描かれており、

    そんな中でも、なんとか人間と森との共生ができないかと模索していく、主人公:アシタカと、生まれた時から森の中で暮らしてきたヒロイン:サンが、互いに出会って支えあって生きながらも、人間と森との戦いに巻き込まれていく模様や葛藤が描かれている。

  • 【もののけ姫 に出てくるキャラクターの名言・名セリフ】

    1:サンとエボシの死闘を止めたアシタカのセリフ

    『この娘の命貰う・・・そなた(エボシ)の中には夜叉がいる。この娘の中にも。』

    (自分の呪われた腕を見せながら)『みんな見ろ!これが身の内にすくう憎しみと恨みの姿だ。身を腐らせ死を呼び寄せる呪いだ。これ以上憎しみに身をゆだねるな』

    2:『だまれ、小僧!おまえにあの娘の不幸が癒せるか? 森を侵した人間が、わが牙を逃れるために投げてよこした赤子がサンだ・・・人間にもなれず、山犬にもなりきれぬ哀れで醜い可愛い我が娘だ!おまえにサンを救えるか!?』 by 山犬のモロ

    3:『戦、行き倒れ、病に飢え、人界は死んだ亡者でひしめいとる。タタリというなら、この世はタタリそのもの。』 by ジコ坊(アシタカとの会話)

    4:『生きることは、まことに辛く苦しい。世を呪い・人を呪い、それでも生きたい。どうか愚かなわしに免じて』 by タタラ場にいた感染病末期患者(アシタカに対して)

  • 【もののけ姫 に関する都市伝説】

    1:作中で、「ハンセン病患者」を扱っていたシーンがある。

    タタラ場で、エボシが匿(かくま)っていた感染病患者達が生活していた施設。実は、この感染病は「ハンセン病」と言われている。

    ※ハンセン病は皮膚症状が出る感染病だったことから、、昔の日本ではハンセン病の患者は社会的に差別の対象となり、一般社会で生活していく事が困難だったという。(現在では、完治できる病気)

    2:最後に出てきた ”こだま” は、後に ”トトロ” へと成長する?

    最後のラストシーン、森の深部に一匹のこだまが写って、エンディングへと進んでいくが、この一匹の「こだま」が、後々「トトロ」に成長するといった都市伝説が出てきている。

    しかもコレ、言い出したのは宮崎駿監督自身とか・・

    3:エボシは過去に、人身売買の被害者として海賊に売られ、海賊の一員として生きてきた。

    4:「デイダラボッチ」とは、古くから日本に言い伝えられている伝説の巨人のことだった・・

    などなど、「もののけ姫」には数々の都市伝説が存在しています。これらの詳細については、以下の記事にてまとめているので、良かったらぜひ。

    → もののけ姫のあらすじや都市伝説(ハンセン病や、こだまの正体等)、アシタカやサン・エボシ達のその後や、名言・名セリフまとめ

  • 【もののけ姫 に関する個人的な感想(順位付けの理由)】

    おそらく、ジブリ映画の中で、「一番好きな作品は?」・「一番記憶に残っている作品は?」と聞かれたら、

    『ものの姫』と答える人は、かなり多いだろう。僕自身もこの作品は、映画館で観た記憶があり、子供ながらに非常に強い印象を受けた覚えがある。

    今こーして大人になって改めて観てみても、数ある宮崎駿・ジブリ作品の中でも、非常にメッセージ性が強い作品であることは間違いない。

    それは、単なる「自然破壊の否定」や「自然共生」・「戦争の悲惨さ」といった枠には収まらない程だ。

    当然、これらはメインテーマとして挙げられ、本編ラストでも、人間の一方的なエゴによる自然破壊は、憎しみや絶望を生んで、必ず因果応報的に人間側に反(かえ)ってくる。といった描写が描かれている。

    だが、要所要所のストーリーをもっと深読みしてみると、そこには様々なテーマや問題が隠されている。

    例えば、女頭領・エボシが率いるタタラ場

    このタタラ場では、女性が強い立場にいて活躍できる社会が描かれている。

    当時は、今よりもはるかに男尊女卑の時代。内戦の被害にあった女性の売買が横行していて、女性は非常に低い立場に居ました。(エボシの秘密の場所に匿(かくま)っていた、感染病患者も同様です)

    宮崎駿は、このような差別主義的な時代背景に対して、あえて問題提起して、女性が活躍できる社会を描いているのです。

    そーゆー意味で、「エボシ」という存在は、差別を無くし、誰もが平等に生活できる「民主主義的」な理想を掲げており、

    「土着信仰」や「神々の信仰」といった宗教を真っ向から否定する、唯一の近代文明主義者だと言えるでしょう。

    また、本編では「人間 VS 自然」がメインに描かれていますが、人間側だけに視点を当てても、そこには複数の派閥や集団が、それぞれに相互関係しているのが分かります。

    エボシに「シシ神退治」の指示を与えた「大和朝廷」の存在。

    シシ神退治の間のみ、協力関係にあった「ジコ坊」と「師匠連」という謎の集団。ジコ坊のもと背後で動く「唐傘連(からかされん)」や「ジバシリ」といった暗躍集団。

    さらには、

    タタラ場の領地・経営権を狙う「アサノ公方(くぼう)」率いる地侍(じざむらい)達。

    ※シシ神退治の際、エボシ含め村の主要戦力(男達)が村を空けたタイミングと、アサノの軍勢が襲撃してくるタイミングが、見事に一致していたため、裏では、アサノ側に情報を流した密偵者がいる事を示唆している。

    このように、本編では、あまり描かれていませんが、ちょっと深読みすれば、多くの「謎」が残っており、それはストーリー性をもっと広く・もっと深くするための余地を多分に残している事を示唆している。

    おそらく、120分映画ではなく、240分・360分と増えれば増えるほど、もっともっと深く多層的なストーリーになる事は間違いないだろう。

    改めて、日本映画界・アニメ界の歴史に残る超大作であると実感した作品でした。

以上です。

スタジオジブリのアニメ作品ランキング第2位:『耳をすませば』 人気キャラクターの名言・名セリフ集一覧

スタジオジブリ作品:「耳をすませば」

  • 【耳をすませば の作品概要】

    1995年7月15日に全国公開された この作品は、

    監督 : 近藤喜文(よしふみ)
    原作(漫画) : 柊(ひいらぎ)あおい
    脚本・絵コンテ・制作プロデューサー : 宮崎駿

    といったメンバーで構成された、ジブリアニメである。

    ※近藤喜文は、『魔女の宅急便』や『火垂るの墓』などジブリ映画の作画を担当していたメンバーで、はじめて監督をつとめた作品。

    ストーリー概要は・・

    90年代の日本が舞台となっており、主人公は中学3年生の読書好きの女の子:月島雫(つきしま しずく)。

    ある日、いつものように雫は図書館に通っていたのだが、そこで自分の借りる本の図書カードに、必ず「天沢聖司(あまさわ せいじ)」という名前があることに気が付く。

    どのような人物なのか妄想を膨らませながら気になっていた雫だったが、あるとき、ひょんな事から、天沢聖司が同じ学校に通う同級生の男の子だっと知って二人は出会うことになる。そして・・・

    この作品は、観客動員数:208万8967人、配給収入:18.5億円と大ヒットを記録し、

    ・第13回ゴールデングロス賞・最優秀金賞

    ・日本映画復興賞・日本映画奨励賞

    などなど、多くの賞を獲得する。

  • 【耳をすませば に出てくるキャラクターの名言・名セリフ】

    1:『あたし、書いてみてわかったんです。書きたいだけじゃダメなんだってこと。もっと勉強しなきゃダメだって。』 by しずく

    2:『俺、そういうの好きじゃないよ。逃げ道、作っとくみたいで。でもチャンスだから行ってくる。』 by 聖司

    バイオリン作りの修行のため、イタリアに2か月間だけ行くことが決まった聖司。しかし、それは条件つきで、その修行が上手くいかなかった場合は高校に進学しなさいと親から言われた後、それらの事を「しずく」に伝える時のセリフ。

    3:『恐れることはない。遠いものは大きく、近いものは小さく見えるだけのことだ。』 by バロン

    4:『よし雫。自分の信じるとおり、やってごらん。でもな、人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。何が起きても、誰のせいにもできないからね。』 by 雫の父親

  • 【耳をすませば に関する都市伝説】

    1:ジブリ作品:『猫の恩返し』は、しずくが描いた物語である。

    「耳をすませば」で有名な「バロン(ネコ男爵)」も、『猫の恩返し』に再登場します。

    2:あの後、雫と聖司は結婚せずに別れてしまう。。

    本編ラスト、聖司は雫にプロポーズして、その後雫は高校に行き、聖司はイタリアに行くわけだが、、その後二人は別れてしまう。といった説が話題に。

    3:映画公開後、「日本図書館協会」から抗議を受けた。

    本編では、しずくを中心に図書館のシーンが非常に多く出てくるが、”とある内容” が発端となって、「日本図書館協会」からクレームを受ける事に。。

    4:「耳をすませば」を観ると、鬱になってしまう

    これはネット上で言われている噂です。僕もなんとなく分かる気はするが・・・(自分と比較してしまったらねー。)

    といった具合に、「耳をすませば」についても複数の都市伝説的な情報がネットを中心に話題となっています。詳しくは以下の記事にてまとめているので、よかったらぜひ。

    → 「耳をすませば」のあらすじとその後。そして原作漫画との違いや、映画の舞台となった聖地(ロケ地)+都市伝説のまとめ

  • 【耳をすませば に関する個人的な感想(順位付けの理由)】

    おそらく、ココまで読んでくれた人は、疑問に思った人も多いだろう。。

    「耳をすませばが、2位・・?」

    「もののけ姫より、耳をすませばが上なの・・?」

    正直、僕も非常ーーーに迷った。。今回もっとも迷った順位付けが、この作品である。

    もし僕が、大人になって初めてこの作品を観ていたなら、この順位はありえなかっただろう。。

    だが、当時僕がまだ小学生の頃、TVのロードショーで、このアニメを観た。

    当時、他にも複数のジブリ映画を観た事があったのだが、その中で最も記憶に残っていて面白いと感じたのが、この「耳をすませば」だったのだ。

    他にも、ラピュタやトトロ、ぽんぽこや紅の豚等、ロードショーを観ていた記憶はあるのだが、どんなストーリーでどんな内容だったのか・・・といった記憶がほとんど無かった。

    だが、この「耳をすませば」だけは、なぜか鮮明に記憶に残っていたのだ。

    それは、なぜなのか・・

    先日、大人になった僕は、久しぶりにこの作品を観たのだが、なんとなくその理由が分かった。

    『耳をすませば』という作品は、ジブリ映画の中では非常に珍しい ”ファンタジー性の薄い作品” だ。

    物語は、中学生(思春期)の女の子にありそうな、恋愛や将来への不安や悩みが描かれおり、それはごくごく普通の日常に照らし合わせる事ができた。

    他の作品と比べて、圧倒的に共感できる部分が多かったのだ。

    そーいった意味で、当時まだ子供だった僕は、この作品のピュアで淡い淡い思春期のストーリーに共感し、鮮明に記憶に残っていたのだと思う。

    そもそも子供の頃の僕が、最初から最後まで集中して物語を観れたのは、ジブリ映画の中では、この作品と「もののけ姫」ぐらいであった。

    (この2作品に、共通点があるわけでは無い。。ただ集中して最後まで観れたのが、この2作品だった。。というだけ)

    そして、大人になった今、改めて見返してみても、やっぱり少年時代に感じた淡い淡いピュアな印象は変わらなかった。

    当時よりも、自分と作中に出てくる登場人物とのギャップに落ち込む度合いは強くなったが。。w

    【歌詞・一部抜粋】

    カントリーロード この道 故郷(ふるさと)へつづいても
    僕は 行かないさ 行けない カントリーロード

    カントリーロード 明日は いつもの僕さ
    帰りたい 帰れない さよなら カントリーロード

    今も昔も、この曲の最後の歌詞が、非常に切なく儚げに感じてしまう事は変わっていなかった。。

以上です。

いよいよ、ラスト・・・

スタジオジブリのアニメ作品ランキング第1位:『風の谷のナウシカ』 都市伝説(裏話)まとめ

  • 【風の谷のナウシカ の作品概要】

    1984年3月11日に、全国放映された映画で、まだ「スタジオジブリ」が生まれる前の作品である。

    ※次作の「天空の城ラピュタ」から、ジブリ作品となる。

    ただ、キャスト自体は

    原作・脚本・監督 : 宮崎駿
    プロデューサー : 高畑勲
    企画 : 鈴木敏夫
    音楽プロデューサー : 久石譲

    といった、のちにスタジオジブリでお馴染みとなっていく顔が揃っている。

    ストーリー概要は・・

    舞台は、地球上から科学文明が崩壊した「火の七日間(最終戦争)」から1000年が経過したときの世界。

    その世界は、人類が生きていく事のできない、有毒の瘴気を発する生態系:「巨大菌類の森・腐海」によって、地上のほとんどが浸食されている終末世界(ディストピア)であった。

    人々は腐海に浸食されていない、わずかな土地に点在し、それぞれが国や村を築き上げ、生き延びていた。

    そして、主人公の「ナウシカ」は、「風の谷」と呼ばれる小さな村に住んでいる少女である。

    本作品では、この少女が、腐海の森やそこに生息する生き物たち(蟲)と、人々との間で起きていく様々な紛争や事件に巻き込まれていく様子や、人類と自然が共に生きていくために行動していく姿が描かれている。

    この「風の谷のナウシカ」は、映画公開後、アニメグランプリと日本アニメ大賞の作品部門をダブル受賞。

    さらに、海外でも複数の映画賞を受賞し、アニメーション作家としての ”宮崎駿” の知名度を引き上げるキッカケとなった作品である。

  • 【風の谷のナウシカ に関する都市伝説】

    1:エヴァの監督である「庵野秀明」も、「ナウシカ」の制作に携(たずさ)わっていた。

    庵野は、宮﨑駿を師匠として名を挙げています。

    2:「腐海」とその生態系は、実は地球を綺麗にするための人工的な環境再生システムだった。

    瘴気(人類が生きていく事ができない毒)を吐き出す「腐海とその生態系」が、実は、世界中の汚染された土地や有毒物質を浄化するために作られたシステムだったという説。

    3:今生きているナウシカ達・人類は「人造人間」であり、やがては死ぬ運命にある。

    4:「らん、らんらら らんらんらん~」を歌っているのは、4歳の女の子である

    映画版の挿入歌として有名なこの曲。タイトル名は『遠い日々』。この歌を歌っているのが、なんと「4歳」の女の子であった?

    これら、都市伝説の詳細については、以下の記事にてまとめているので、ぜひ確認してみてください。

    → 風の谷のナウシカの都市伝説(王蟲や腐海の真実)や、映画版と漫画版(原作)のあらすじの違い(ラストやその後:ネタバレ注意)

  • 【風の谷のナウシカ に関する個人的な感想(順位付けの理由)】

    「第一位」ということで、僕は、この記事(ランキング)を作ると決めた時から、1位に関しては「ナウシカ」で決めていました。

    おそらく僕の中で、今後もこの作品を超えるジブリ作品は現れないだろうと思っています。

    それだけの超大作であり、滅多に出会う事のない壮大で深いストーリーやメッセージが、この「風の谷のナウシカ」には含まれています。

    ただ、ココで僕がいっているのは、あくまで『原作版の、風の谷のナウシカ』です。

    映画版のナウシカは、原作版の2~3割のストーリーしか描かれてなく、ストーリーのスケールも深さも全くの別物と言っていいでしょう。

    原作版のナウシカは、「アニメージュ」という雑誌で、1982年2月号にて連載をスタート。

    その後、12年間に及ぶ、1994年3月号まで連載が続いた超大作になります。

    単行本にすると、計7巻まであり、発行部数は累計1,200万部もの大ヒット。さらに、1994年には「第23回・日本漫画家協会賞大賞」を受賞します。

    映画版は、この7巻のうち、2巻の前半部分まででストーリーが完結するよう構成されているのです。

    なので当然、原作におけるナウシカのストーリーの壮大さは縮小されていて、宮﨑駿氏自身も、原作の途中までしか描かれていない不完全な作品とし、あまり評価していないと、インタビューで答えています。

    「ナウシカ」と言えば、”自然回帰”や ”自然共生” がテーマとして挙げられやすいが、原作版では、もっと複雑で、もっと壮大なメッセージが多く含まれています。

    例えば、「戦争批判」

    本編では、トルメキアとドルク帝国の二大勢力が、自国の利益の為に戦争を始めたことによって、それまで平和に暮らしていたその周辺諸国まで巻き込んで、女性や子供の命も、容赦なく奪われるといった残虐な描写もしばしば描かれています。

    さらに、腐海や王蟲・巨神兵といった、人類以外の生態系を「殺戮破壊兵器」として利用したことで、被害はさらに甚大に。犠牲が犠牲を呼び、それがまた新たな犠牲を呼んで・・といった具合に、どんどんと悪循環に陥っていきます。

    結果・・・二大勢力であった、トルメキアとドルク帝国、またその周辺諸国は、そのほとんどが崩壊され、一部の私欲に溺れた愚かな人達(2大王国の王族達)のおこないによって、自分たちだけではなく、多くの人々や自然・大地、その他生態系の犠牲・崩壊していく様が描かれているのです。

    また、ストーリーの見所として、「王族内の権力争い」も外せません。

    人間の私利私欲というものは、いかに汚くて醜いものであるか・・

    それは、トルメキア王国の血みどろの王族争いを見ていれば明らかで、自身が、次期国王となるならば、「兄弟殺し・子殺し・親殺し」も厭(いと)わない。

    そーいった王族内の、血みどろの争いや、裏で蠢(うごめ)く陰謀的な争いも、描かれているのです。

    そして、原作版では大きなテーマとなっている、

    「宗教」

    特にドルク帝国の宗教政治・宗教問題の悲惨さが描かれており、

    ドルク帝国の植民地となった国々は、自分たちの言葉を喋ってはいけない。異教徒のものは、その言葉を喋るだけでも罪となり、場合によっては火あぶりの刑とされてしまい、逆らうやつは、壁にはりつけられて皆殺しにされてしまうといった、残虐なシーンが描かれています。

    また、そーいった状況に不満を抱えていた植民地の国々が、ドルク帝国へ反旗を翻(ひるがえ)すといった、内戦も勃発。これは「宗教戦争」と言っていいでしょう。

    そして、ナウシカの世界観である、絶望のディストピア世界。

    このような世界だからこそ、何かすがるモノがほしい。。慕うモノがほしい。。信仰するモノがほしい。。

    そーいった、ディストピア世界特有の、人類の価値観から、宗教の必要性についても、描かれています。

    宗教的な哲学や思想でいえば、

    ドルク帝国は、まさに「一神教」です。人々は、ドルクの皇帝を「神」のように信仰し、皇帝の言う事が、絶対の世界です。

    そこから、はみ出す者・逆らう者は、容赦なく排除される世界。神の教えは、絶対なのです。

    (ちなみに、キリスト教やユダヤ教も、一神教です。)

    これに対して、ナウシカや森の人達は、「多神教」です。

    「私達の神は 一枚の葉や一匹のムシにすら宿っている」といった、全ての生命に神は宿っている。。といった思想・考え方ですね。

    だからこそ、ナウシカは、トルメキア王国であろうと、ドルク帝国であろうと、腐海の動植物であろうと、王蟲であろうと、立場的に味方であろうと敵であろうが、人類であろうが・無かろうが関係なく、傷ついている生命を助けようとするのです。

    (ギリシャ神話や日本の神(仏教?)なんかが、多神教です。)

    このように、「戦争批判」や「王族の権力争い(醜くて汚い、だからこそ人間味あふれる人間ドラマ)」・そして「宗教問題」・・・これら多くのテーマを一つの物語として表現しているのが、「風の谷のナウシカ」の原作版なのです。

    この作品を見る事で、いかに「宮崎駿」という人物が、底知れない知見の深さや広さを持っているかということを、マジマジと知ることができます。

    宮崎駿は、幼少時代に戦争を経験してきた年代です。だからこそ、そのような混沌とした時代に生きた経験。そして、昭和初期~平成と急速な時代の移り変わりを経験してきたからこそ描くことができた、壮大なストーリーだなと感じました。

    ”ナウシカの原作版を読まずして、宮﨑駿は語れない!” そう言い切ってイイ作品だと思います。

以上・・

ジブリオタクの僕がまとめた作品ランキングでした。

「アレっ!」っと思った人も多いと思いますが、

今回対象としたのは「8作品」のみで、比較的最近の作品(2000年以降)については対象にしていないので、後日また、2000年以降の作品も考慮したうえで、ランキング付けしたいと思います。

ではまた、じゃーねー。

スタジオジブリ映画作品ランキング一覧をまとめ終えたゆとり君-9

(疲れた。。)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です