「耳をすませば」のあらすじとその後。そして原作漫画との違いや、映画の舞台となった聖地(ロケ地)+都市伝説のまとめ

「耳をすませば」と同じスタジオジブリ作品の聖地巡礼-11

どーもー、先日「トトロの森」へ聖地巡礼してきて、クマやヘビが出てこないかビクビクしていた、ジブリオタクの「ゆとり」でーす。

→ となりのトトロの舞台:「トトロの森(狭山丘陵)」や「クロスケの家(埼玉県所沢)」に行ってきた~その他モデルとなった場所も

今回は、トトロと同じジブリ映画である『耳をすませば』について。

1995年7月15日に全国公開された この作品は、

監督 : 近藤喜文(よしふみ)
原作(漫画) : 柊(ひいらぎ)あおい
脚本・絵コンテ・制作プロデューサー : 宮崎駿

といったメンバーで構成された、アニメーション映画である。

※近藤喜文は、『魔女の宅急便』や『火垂るの墓』などジブリ映画の作画を担当していたメンバーで、はじめて監督をつとめた作品である。

ストーリー概要は・・

90年代の日本が舞台となっており、主人公は中学3年生の読書好きの女の子:月島雫(つきしま しずく)。

ある日、いつものように雫は図書館に通っていたのだが、そこで自分の借りる本の図書カードに、必ず「天沢聖司(あまさわ せいじ)」という名前があることに気が付く。

どのような人物なのか妄想を膨らませながら気になっていた雫だったが、あるとき、ひょんな事から、天沢聖司が同じ学校に通う同級生の男の子だっと知って二人は出会うことになる。

そして・・・

この作品は、ジブリ映画のなかでは、ごく平凡な日常が描かれた淡い淡い青春物語であり、他のファンタジー作品と比べて、スケールの小さな物語になるが、誰もが通った青春で、”日常” が描かれているからこそ、共感できる人も多く・・

  • 観客動員数 : 208万8967人

  • 配給収入 : 18.5億円

と大ヒットに。。さらに、

  • 第13回ゴールデングロス賞・最優秀金賞

  • 日本映画復興賞・日本映画奨励賞

などなど、多くの賞を獲得する。

一方で、この映画には原作漫画があり、「原作と映画の違い」や、ジブリ作品ではお馴染みの「都市伝説(裏設定)」的な噂がネット上で話題となっている。

とういことで今回の記事では、これらの情報や、映画本編の舞台となった場所(ロケ地)について、順にまとめてみた。

以下、目次。

  • 「耳をすませば」のあらすじ
  • 原作漫画と映画版の違い
  • 都市伝説:9選 ~映画本編のその後など
  • 「耳をすませば」の舞台となった聖地 ~雫が通っている学校や、「地球屋」のモデルとなった聖蹟桜ヶ丘にある店
  • 個人的な感想と「カントリーロード」、そして他のジブリ作品について

ジブリ映画:「耳をすませば」のあらすじと、各登場人物の名言・名セリフ集

まずは、「耳をすませば」のあらすじについて、ザッと以下にまとめてみました。

舞台は、90年代の日本で、どこにでもあるような街並み。

中学3年生の主人公:月島雫(つきしま しずく)は、読書好きの女の子で、学校へ通う傍(かたわ)ら、頻繁に図書館へ通っていた。

そんな中しずくは、自分が読む本には、必ず先に借りて読んでいる「天沢聖司(あまさわ せいじ)」の名前に気がつき、どんな人物なのか気になっていく。

そんなある日、いつものように図書館へ行く途中、不思議な猫を見つけ、その猫を追いかけてみる事に。

すると猫は小さなアンティークショップ:「地球屋」へ入っていき、しずくはそこで老人(西司朗)と出会う。

実はこの老人は、天沢聖司の祖父で、のちに天沢聖司が同じ学校に通っている同級生であることに気づき、二人は出会う事になる。

最初は、お互いに反発しながらも徐々に惹かれてあっていく二人。

聖司は、「地球屋」の地下にある工房でヴァイオリンを作っていて、将来、ヴァイオリン職人になるためにイタリアへ留学したいという目標をもっていた。

そんな確固たる目標を持っている聖司に比べて、自分が何をするべきか悩んでいた雫は自分の夢を追い求めるために、小説を一から書き始めた。

そーやって、お互いが自分の夢に向かって頑張っていく中、ついに聖司は一時的にイタリアへ留学しに行ってしまい・・・

以上です。



また、僕が個人的に印象的だった、各登場人物の名言・名セリフについて、以下にまとめてみました。

  1. 「本を読んでもね、この頃、前みたいにワクワクしないんだ。こんな風にさ、上手くいきっこないって、心の中ですぐ誰かが言うんだよね。」 by しずく

  2. 「あたし、書いてみてわかったんです。書きたいだけじゃダメなんだってこと。もっと勉強しなきゃダメだって。」 by しずく

  3. 「私背伸びしてよかった。自分のこと前より少し分かったから。私もっと勉強する。だから高校へも行こうって決めたの。」 by しずく

    自分の夢のために精一杯努力した結果、自分はまだまだだと分かり、今やるべき必要な事を再確認した時のセリフ。

  4. 「俺、そういうの好きじゃないよ。逃げ道、作っとくみたいで。でもチャンスだから行ってくる。」 by 聖司

    バイオリン作りの修行のため、イタリアに2か月間だけ行くことが決まった聖司。しかし、それは条件つきで、その修行が上手くいかなかった場合は高校に進学しなさいと親から言われた後、それらの事を「しずく」に伝える時のセリフ。

  5. 「恐れることはない。遠いものは大きく、近いものは小さく見えるだけのことだ。」 by バロン

    しずくの創作した物語の中で、バロンが言うセリフだが・・

    自分にとって届かないモノだったり、遠いところにある存在は大きく見えてしまい、
    逆に、自分が持っているモノは、ちっぽけに見えてしまうが、実際はどちらも対して差は無い。といった意味合い。

  6. 雫の父親と母親の言葉

    父:「雫のしたいようにさせようか、母さん。一つしか生き方がないわけじゃないし。」

    母:「うーん。そりゃあ私にも身に覚えの、一つや二つはあるけど。」

    父:「よし雫。自分の信じるとおり、やってごらん。でもな、人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。何が起きても、誰のせいにもできないからね。」

    個人的には、この雫のお父さんの言葉が「MVP」かなと思います。

  7. キャッチコピー:「好きな人が、できました」

    最後にこちらが、「耳をすませば」の公式キャッチコピーになり、糸井重里氏が考案したコピーです。

以上、名言・名セリフ集でした。

「耳をすませば」の原作漫画について ~映画版との違いまとめ

ジブリ映画の「耳をすませば」には、原作版(漫画)が存在し、映画版は、この原作をもとに作られた作品です。

原作版(漫画)は、「柊(ひいらぎ)あおい」という女性作家が書いており、「りぼん」という雑誌で、1989年8月号 ~ 1989年11月号 の期間に連載され、1990年2月に単行本(全1巻)が発売されています。

そして、1996年2月には、その続編となる「耳をすませば -幸せな時間」も発売されています。

映画版は、最初の一冊目の内容をもとに作られていますが、キャラクター設定やストーリー構成など、いくつか相違点があります。

ということで、ココでは、原作版と映画版の違いについて、以下にまとめてみました。

  • 「主人公:月島雫や天沢聖司の学年」

    映画版は、中学3年生となっているが、原作版では中学1年生となっている。

  • 「天沢聖司の夢」

    映画版では、聖司は「ヴァイオリン職人」になることが夢ですが、原作版では「画家」になることが夢となっています。

  • 「雫の姉と、聖司の兄」

    映画版では、聖司の家族は祖父しか出てきていませんが、原作版では兄:航司(こうじ)がいて、

    しかも、聖司の兄と、雫の姉:汐(しほ)は恋人として付き合っている設定になっています。

    映画版の最初の方で、汐が雫にポストカードを渡すシーンがありますよね。。原作でも同じようなシーンがあり、その相手は聖司の兄となっています。

    ちなみに、雫の姉は、原作では高校生だが、映画では大学生であり、性格もかなり異なっている。

    映画版では、しっかり者で活発的。いいかげんな性格の雫に、口うるさく叱っているシーンが多いですが、原作版では、母親やしずくと似たような性格になっています。(忘れっぽく、うっかりモノ)

  • 「作中に出てくるネコ:ムーンについて・・」

    性格がイヤらしく、ふてぶてしい特徴をもったムーンですが、

    原作版のムーンは黒猫で、さらに「ルナ」という姉猫も登場しています。

    映画版では、同じジブリ作品の「魔女の宅急便」に黒猫(ジジ)が出てきているため、被るのが嫌・・といった理由で、宮崎駿が却下したらしいです。

  • 「続編漫画:『耳をすませば 幸せな時間』について」

    原作漫画の続編:『耳をすませば 幸せな時間』では、中学3年生に成長した雫や聖司が、受験生と言う立場で進路をどーするか・・といった中学最後の生活が描かれています。

    なので、映画版の ”その後”が描かれているわけではなく、雫と聖司があの後どーなったのか(二人は結婚したのか・・等)が、分かるような描写はありません。

以上、原作版と映画版の違いでした。

「耳をすませば」の都市伝説(裏設定):9選 ~映画版のその後や、観ると鬱(うつ)になってしまう説など

この作品には、色々と裏設定(『猫の恩返し』や『千と千尋の神隠し』との繋がり)があったり、

その後、”雫と聖司は別れてしまう。。” とか、「耳をすませば」を観ると、鬱になってしまう。。といった都市伝説的な噂が、ネット上で話題となっています。

ということで、これらの情報を順にまとめてみました。

  1. 『猫の恩返し』は、しずくがのちに描いた物語である。

    2002年7月に全国公開されたジブリ映画:「猫の恩返し」

    この作品は、しずくがのちに描いた物語とされている。

    そのため、「耳をすませば」で有名な「バロン」が、『猫の恩返し』にも再登場します。

    また、「猫の恩返し」の原作:「バロン 猫の男爵」も、柊あおいさんが執筆しています。

  2. 本編中、聖司が読んでいた とある本が、のちに『千と千尋の神隠し』を産み出した。

    2001年7月に全国公開されたジブリ映画:「千と千尋の神隠し」

    原作・脚本・監督を「宮崎駿」が務め、大ヒットを記録する作品だが、宮崎は、原作・脚本を作るさい、ある書籍に強い影響を受けたという。

    それが、『霧のむこうのふしぎな町(柏葉幸子著)』という本。

    実は、この本、「耳をすませば」の後半、雫が小説を書くために図書館で資料を書き写している際、それを待っている聖司が読んでいた本が、『霧のむこうのふしぎな町』になります。

    この本は、のちに宮崎がアニメ化しようと熱望したが叶わず、形を変えて出来上がった作品が『千と千尋の神隠し』なのである。

    ちなみに、『霧のむこうのふしぎな町』のストーリーは、小学6年生の女の子:リナが、ある夏休みに、霧の谷の森を抜けて不思議な町に行くというファンタジー物語らしい。

  3. ジブリプロデューサー:鈴木敏夫と、有名イラストレーター:井上直久が、声優を努めている。

    ジブリでお馴染みの敏腕プロデューサー:鈴木敏夫と、有名イラストレーターで、バロンが登場する雫の創作世界の背景デザインを担当した井上直久。

    実はこの二人が、声を演じている役が存在します。

    それが、「地球屋」の店主である西司朗の友人の「北(きた)」と「南(みなみ)」

    雫や聖司らと共に、カントリーロードを演奏したメンバーです。

    北はリュートを弾き、南はタンバリンを叩いたり、コルネットやリコーダーを吹いていた、おじいちゃん。

    「北」の声を鈴木敏夫が担当し、「南」の声を井上直久が担当しました。

    また、

    井上直久は、映画のなかで雫が書いた小説:『バロンのくれた物語』の挿絵を担当し、その後も、想像上の世界である「イバラード」という架空の世界の絵を描き続けています。

    Amazon : 「バロンのくれた物語」の物語 -映画『耳をすませば』より

    井上直久の世界:イバラード

  4. 「耳をすませば」が映画化されたのは、宮崎駿の姪(めい)のおかげだった。

    宮崎駿の義父が建てた山小屋には、彼の姪(めい)らが読んだ少女マンガ雑誌が置かれていて、宮崎は毎年夏の休暇中にそれらを読むのが習慣だった。

    そんな中、1989年の夏に、宮崎がたまたま読んだ雑誌に、「耳をすませば(原作漫画)」の連載2回目が掲載されていて、これに興味を持ったのが制作のきっかけとなった。

  5. 映画公開後、「日本図書館協会」から抗議を受けた。

    本編中、雫は図書カードに書かれた名前から、聖司に興味を持つといった描写が書かれているが、この貸出方式はプライバシー保護の観点から、公開当時には使用されていないものであった。

    にも関わらず、本編にて相応しくない描写がされていたので、日本図書館協会はジブリに対して抗議を行った模様。

  6. 「耳をすませば」を観ると、”鬱(うつ)” になってしまう。。

    これは、一部のネット上で話題となった説で、単に映画本編のストーリー(雫と聖司の描写)が、現実の自分の状況とギャップがありすぎて、鑑賞しているうちに鬱になってしまう。。といった事らしい。

    天沢聖司のスペック

    ・イケメンでヴァイオリンが作れる。

    ・オシャレなお店の主人の孫

    ・夢の為にイタリアへ渡航

    ・帰国後、プロポーズ

    こーいった事が、現実ではありえない。。という事らしい。

  7. あの後、雫と聖司は結婚せずに別れてしまう。。

    本編ラスト、聖司は雫にプロポーズして、その後雫は高校に行き、聖司はイタリアに行くわけだが、、その後どーなるのか。

    コレについては、スタジオジブリも宮崎駿本人も、公式に発言する場面は特にない。

    当然、続編なる物語もあるわけなく、あの後どーなったかは誰にも分からない。

    だが、、

    しずくの声優を努めた、本名 陽子さんが、耳をすませば関連で、ニコニコ生放送の番組に出演した際、

    「私、すぐ(雫と聖司は)別れると思います」と答え、ユーザーは騒然。

    さらに、「(聖司が)イタリアに染まって、凄いチャラい感じになってたら嫌ですよね」とも発言。

    この発言がキッカケとなって、一時期ネット上で「雫と聖司は、その後別れてしまう説」が話題となる。

  8. 夕子と杉村は、その後付き合うことに・・

    物語本編にて、杉村は、夕子(しずくの友達)が自分の事を好きなのだと知り、さらに雫に告白したが振られてしまう。。というあの事件以降、気まずい関係が続いていたが、

    物語が終わりエンドロールの時、杉村と夕子が一緒にいるシーンがちらっと流れるのですが、この事から、あの後二人は付き合ったと言われています。

  9. あの後すぐに、監督を務めた近藤喜文さんは亡くなってしまう。。

    『耳をすませば』の公開からわずか2年半後、監督を務めた近藤喜文さんは亡くなってしまいます。(47歳という若さでした)

    宮崎駿や高畑勲が彼をめぐって争奪戦をしたというエピソードや、宮崎駿の後継者だと言われ、才能を高く評価されていたのですが、この作品が、最初で最後の監督作品となってしまいました。

以上、「耳をすませば」の都市伝説(裏設定):9選でした。

「耳をすませば」映画版の舞台となった聖地(ロケ地) ~雫が通っている学校や、「地球屋」のモデルとなった聖蹟桜ヶ丘にある店

僕自身あとで知ったのだが、この作品は、都内で実在する場所やお店をモデルとして、作中の舞台設定がされているらしい。

ということで、ココでは、映画の舞台となった聖地(ロケ地)について、以下にまとめてみた。

  • 「雫が通っている学校」

    耳をすませばの舞台となった聖地(ロケ地):雫の学校-1

    本編中で、雫が通っている学校は「小金井市立小金井第一中学校」がモデルとされている。

    小金井市立小金井第一中学校:公式ホームページ

  • 「耳をすませばの舞台の聖地(ロケ地)となった、京王線沿線の聖蹟桜ヶ丘(せいせき さくらがおか)」

    耳をすませばの舞台となった聖地(ロケ地):聖蹟桜ヶ丘駅前-1

    東京多摩市にある「聖蹟桜ヶ丘」は、京王電鉄本社や京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターなどがあることから、京王グループの拠点となっている場所です。

    「耳をすませば」のモデルとなった街としても有名で、聖蹟桜ヶ丘駅の西口広場にある交番横には「耳をすませば モデル地案内マップ(中央商店会・作)」が設置されている。

    → 聖蹟桜ヶ丘 散策マップ

  • 「作中で出てくる、ロータリーや地球屋」

    耳をすませばの舞台となった聖地(ロケ地):ロータリー

    耳をすませばの地球屋のモデル:ノア-1

    こちらは、雫がムーンを追いかけているうちに辿りついた「ロータリー」と「地球屋」のモデルとなった場所やお店になります。

    また、ココも聖蹟桜ヶ丘駅から歩いて行ける距離になります。

    「地球屋」のモデル・・・「桜ヶ丘 邪宗門(じゃしゅうもん)」という喫茶店だったが、2012年10月に店主の逝去に伴って廃業となり現在は無くなっている。

    桜ヶ丘 邪宗門:公式ホームページ

    ちなみに、「地球屋」のモデルでは無いが、ロータリー付近には「ノア」という喫茶店があり、店内にはファンが自由に書き込みできる「耳ノート」というファンノートが設置されており、店内にはバロンの人形も置いてある。

    ノア洋菓子店:公式情報サイト

  • 「その他、モデルとなった実在する聖地(ロケ地)」

    ・雫が、図書館へ近道する際に駆け下りる階段

    ・月島一家が住む団地(アパート)

    ・杉村が雫に告白する神社

    ・街を一望できる、秘密の場所

    等々、、詳しくは、以下の記事にてまとめているので、確認してみてください。

参考元 : RETRIP:「耳をすませば」のすべてがここに!舞台となった「聖蹟桜ヶ丘」はとても素敵な街だった

以上です。

※「聖蹟桜ヶ丘」は、僕の住んでる所から、30分もあれば行ける距離なので、近いうちに上記の舞台を聖地巡礼してみたいと思います。

(誰か、誘って~~!!)

耳をすませばの聖地巡礼をしたいゆとり君-8

最後に・・・個人的な感想と「カントリーロード」、そして他のジブリ作品について

僕がまだ当時小学生の頃、TVのロードショーで、複数のジブリ映画を観た事があったのだが、その中で最も記憶に残っていて面白いと感じたのが、この「耳をすませば」だった。

他にも、ラピュタやトトロ、ぽんぽこや紅の豚等、ロードショーを観ていた記憶はあるのだが、どんなストーリーでどんな内容だったのか・・・といった記憶がほとんど無かった。

そして今現在、大人になってみて、今一度ジブリ作品を一から観ていこうと決め、観ていったところ、なんとなくその理由が分かった。

『耳をすませば』という作品は、ジブリ映画の中では非常に珍しいファンタジー性の薄い作品だ。

物語は、中学生(思春期)の女の子にありそうな、恋愛や将来への不安や悩みが描かれおり、それはごくごく普通の日常に照らし合わせる事ができる。

要は、自分の立場に置き換えて、共感しながら観る事ができるのだ。

そーいった意味で、当時まだ子供だった僕は、この作品のピュアで淡い淡い思春期のストーリーに共感し、鮮明に記憶に残っていたのだと思う。

そもそも子供の頃の僕が、最初から最後まで集中して物語を観れたのは、この作品と「もののけ姫」ぐらいであった。

(この2作品に、共通点があるわけでは無い。。ただ集中して最後まで観れたのが、この2作品だった。。というだけ)

そして、大人になった今、改めて見返してみても、やっぱり少年時代に感じた淡い淡いピュアな印象は変わらなかった。

当時よりも、自分と作中に出てくる登場人物とのギャップに落ち込む度合いは強くなったが。。w

あと、もう一点だけ子供の頃には感じなかった事が・・それが「カントリーロード」

この曲の最後の歌詞が、非常に切なく儚げで、憂鬱に浸ってしまうのは僕だけだろうか?

カントリーロード この道 故郷(ふるさと)へつづいても
僕は 行かないさ 行けない カントリーロード

カントリーロード 明日は いつもの僕さ
帰りたい 帰れない さよなら カントリーロード

参考元 : 歌詞ナビ:「カントリーロード」



そして、「コンクリート・ロード」

こちらも、今だからこそ分かる事である。

コンクリート・ロード 森を伐(き)り 谷を埋め 川を殺し

西東京(ウエスト・トーキョー) 多摩の丘(マウント・タマ) 埋めつくす白い家
ふるさとは コンクリート・ロード

そう、宮崎駿らしい、西東京(多摩市周辺)の都市開発(自然破壊)を、皮肉ってる曲である。

ジブリファンなら、この曲を聴いて真っ先に思いつくだろう・・・「平成狸合戦ぽんぽこ」を。

→ 「平成狸合戦ぽんぽこ」のあらすじと都市伝説(他のジブリキャラ:トトロやキキが出ていた?)。そして舞台となった場所について

ということで、これ以上、淡い淡い青春物語について語っても、暗い暗い青春物語を送ってきた僕にとっては辛くなるだけなので、この辺で締めくくりたいと思う。

ではまた、じゃーねー。

耳をすませばの感想を語ったゆとり君-1

P.s. 「耳をすませば」以外のジブリ作品についても、僕なりの考察や作品の概要についてまとめているので、良かったら以下もぜひ。

→ スタジオジブリのアニメ映画(作品)ランキング一覧:top8 & 都市伝説(裏話)と人気キャラクターの名言・名セリフまとめ

「耳をすませば」のあらすじとその後。そして原作漫画との違いや、映画の舞台となった聖地(ロケ地)+都市伝説のまとめ」への2件のフィードバック

  1. はじめまして。
    凄く久しぶりに耳すばを見て、青春の甘酸っぱい気持ちになり、耳すば関連でネットサーフィンをしていましたら、このサイトに辿り着きました!
    他のページも幾つか見させて頂いたのですが、考察の観点がとても興味深く、共感する部分が多く、読み入ってしまいました(*^o^*)
    また遊びに来ますね!

  2. 通りがかりのものです
    もう、聖蹟桜ヶ丘にはいかれましたか?
    あなたとは年もだいぶ違うが、あの地とあの作品には特別の思い入れがあり、あの土地はよく知っている者です(アニメはそんなに何回も見てはいないけれど)ちなみにあなたにとっては残念ながら男です(笑)。万一桜ヶ丘の地にご興味がありましたらご連絡ください。

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