ボカロ曲:「十面相」の小説を読んで、”多重人格” について色々と考えさせられた話(感想)

ボカロ曲:「十面相」 自画像

『多重人格って、どんな感じなんだろう・・・どんな世界なんだろう・・・』

どーもー、ゆとりです。

先日、「十面相」の小説が、Amazon から届いたので、さっそく読んでみた。

「十面相」というのは、ボカロの神曲で、僕が歴代で聞いてきたボカロ曲の中で「BEST1」に選出した曲である。

ボカロ中毒の僕が選ぶ、ボーカロイドのおすすめ曲ランキングBEST10!!(病み系・ヤンデレ・メンヘラ・少女系)

作詞・作曲が、「YM(ヨシヤ)」さんで、ボーカル:GUMIの、

中毒性が高くクセになるような曲調で、10コの人格を持つ「多重人格」の少女が、同じ人を好きになるといった歌詞となっている。

【歌詞 一部抜粋】

最初の私は、おとなしい娘

恋に敗れて感情を閉ざすの
新しい人格作り上げ
私たちの感情は入れ替わる

ああああーああああー

3、受け入れたくない記憶を
4、別の人格とみなし
5、他人事のように振る舞い
6、そうやって自分を守った
7、記憶の共有はされない
8、互いの存在も知らない
9、時が流れ流れ今は

10 人の人格が此処に居た

参照元:「GUMI」十面相 : ニコニコ大百科

とにかく、中毒になってしまう曲調が特徴なので、僕のように数百回ほどリピート再生してる人も多いんじゃないだろーか。

それに合わせて、10個もの人格を持つの少女が、同じ人を好きになるといった歌詞から、妄想も膨らむ膨らむ・・・

そりゃそーでしょ、

  • 今日は、「お兄ちゃんーお兄ちゃんー」 : ロリコンキャラ
  • 今日は、「泣いてなんか、ないんだからね」 : ツンデレキャラ
  • 今日は、「ねーねー、頭なでなでしてー」 : 甘えん坊キャラ
  • 今日は、「なに、突っ立ってんの? はやく足舐めなさないよ!」 : 女王様キャラ

「妄想するだけで、3回はイケ・・・おホンッ」

まあ、こんな感じで、僕と同じように妄想する人も多いのか・・・ニコニコ動画・Youtube、共に200万回を超える再生回数を誇ってる、超有名曲だ!!

とまあ、話は戻るが、この「十面相」をもとにした小説が先日、自宅に届いたわけだ。

ボカロ神曲「十面相」の小説は、原曲の世界観(歌詞)そのままだった!!(ネタバレ注意)

ボカロ神曲「十面相」の小説を読むゆとり君-2

「十面相」の歌詞を見てみると、分かる通り、

人格が次々と増えていったのは、「恋愛」で精神を病んだ事が元々のキッカケで、

次々と増えていった人格は、「10」にものぼり、そのすべての人格は、記憶の共有はされず、互いの存在も認識しない。

さらに、全ての人格が、同じ人を好きになるといった話で、最後には、元々のオリジナルである「人格」に戻る、、、といった話(歌詞)となっています。

小説の方も、主人公は「グミ(GUMI)」と呼ばれる女子高生(JK)で、概ね歌詞通りのストーリーとなっています。

もちろん、多重人格になるキッカケとなった背景は、事細かに重深い内容が描かれていますし、

単なる恋愛モノではなく、高校生なので、学校を舞台とした人間模様(友達やイジメ等)だったり、多重人格だからこその苦悩や苦しみが詳細に綴られています。

この本を読むことで、「十面相」の世界観をもっと詳細に深いレベルで理解することができるので、「十面相ファン」の人は、ぜひ読んでみると良いでしょう。

「十面相」単行本 : Amazon ページ

「十面相」の小説を読んでみて、”多重人格” について色々と考えてみた

「十面相」のテーマは、何と言っても主人公の多重人格だろう!!

本編でも、「人格」が毎日のように移り変わっていく事に対してのグミ(主人公)の悩みや、

それぞれの人格間では、記憶が共有されないため、断片的にしか残ってない記憶に対して、苦悩や恐怖を感じていく主人公について綴られているし、

グミ本人だけじゃなく、日々人格が変わっていく彼女に対して、クラスメイトが抱いていく不可解さや恐怖感といった、”周り”との関わり・やりとりも描かれています。

当然、グミが多重人格になった原因についても、過去に遡(さかのぼ)って紹介されていて、

それは、グミがまだ「小学生」だった頃の時代です。

そこは、とある公園の端にある茂みを奥に進んでいくと佇んでいる「小屋」

小学生が発見すると、間違いなく秘密基地になりそうな、その小屋で、幼いころの「グミ」と「チガヤ」は出会います。

お互い、両親とは離れ離れに暮らしていた家庭環境の中、どこにも自分の居場所を見いだせずに辿りついたのが、ココで、

二人は、お互いの傷を舐めあうように惹かれあい、心の拠りどころとなっていきます。

だけどある日、クラス内で「グミ」がイジメの対象になってしまい、その影響で、チガヤは次第にグミと距離を置きだし、二人の秘密基地だった小屋にも、来なくなってしまいます。

家庭にも学校にも居場所が無くなり、ゆいつの心の拠りどころだった相手にも見放されてしまったグミ。。。

「私には、もう誰もいない、、、」

この絶対的孤独感が、新たな人格を自分の中に作り出しました。

”独りであることの寂しさ・辛さを、現実逃避したい。。”

”自分は独りじゃないんだって、心のどこかで感じたい。。”独り” だなんて思いたくない。。。”

こーいった思いが、新たな人格を作り出す「引き金」となったのです。



【多重人格障害】

またの名を、『解離性 同一性障害(かいりせい どういつせいしょうがい』と呼ぶ。

これらは、おとぎ話でもなければ、空想上の話でもないし、当然オカルト的なモノでも無い。

科学的にも解明されている、立派な「精神疾患」なのである。要は「病気」だ!!

この病気が発症される原因としては、

上述しているグミの状況のように、自分が耐えられないような精神的または肉体的苦痛を受けた時に、その状況を逃避したい。忘れたい。考えたくない・・・といった意識が生まれ、

その意識が、その時の感情や記憶を切り離そうとして、そうして出来上がったのが、別の人格になるわけです。

これは、人間が精神的に壊れてしまわないように作用する、人間本来の防衛本能と言われていて、

例えば、「記憶喪失」

記憶喪失も、多重人格障害に類する精神的な病気とされています。

要は、”忘れたい”、”思い出したくない”といった感情や意識が、その時の記憶を喪失させてしまうんですね。

こーいった精神疾患の中で、最も重度な症状が出てしまうのが、「多重人格障害」というわけです。

また、この病気は、精神的に成長しておらず耐性の弱い「幼少」の頃に発症しやすいといった特徴があり、

なので、家庭環境が劣悪だったり、DVを受けていたり、イジメを受けていたりすると、発症する可能性が高くなります。

たぶん、「多重人格」とまではいかなくても「記憶喪失」だったら、普段意識してないだけで、心当たりがある人って、けっこう居るんじゃないかな・・・

僕自身、思い当たる過去の出来事があって、

僕がまだ保育園児だった頃なんですけど、その時、一時期だけ「施設」に行っていた時期があるんですね。

といっても、一日中ではなく、夜から朝にかけての「寝泊り専用」の施設だったんですけど、

保育園が終わり、母親が車で迎えにきて、そのままその施設に預けられるんです。

ただ、その時の記憶って本当に断片的なモノしかないんですよ。

どーいった外観の施設なのかとか、どーいった先生(大人)がいたかとか、どーいった子供がいたかとか・・・

全く思い出せないんです。

ただ、ハッキリ覚えてるのは、母親の車でその施設に向かってる最中、ものすごく嫌で泣いていた事だけは、覚えてるんです。

「ただ、嫌だった、、、」

本当に、これぐらいしか思い出せなくて、、、

今思えば、これって、当時の僕が意識的に記憶から抹消した「記憶喪失」なんじゃないかな・・・って思います。

きっと、今この記事をみているあなたも、こーゆー経験ってあるんじゃないですかね?

実は、それは意識してなかっただけで、「記憶喪失」だったり・・・

と、、、

まぁまとめると、「十面相」という作品は、フィクションの中だけでなく、ノンフィクションの今いる世界でも、「多重人格」について・・・またそれに類する精神疾患の病気について、考えさせられた作品だったという事です。

(今度、実家に帰った時に母親に聞いて例の施設に行ってみようかな・・・もしかしたら、何か記憶がフラッシュバックするかもしれない・・・)

では。

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