リストカットの意味とは?リスカしたい理由や心理原因、手首を切る正しいやり方・方法について(痛みや自殺との関連も)

リストカットをする意味や理由・心理を考えている男性

どーもー、先日メンヘラ診断を受けてみたけど、意外にも特に問題が無かった「ゆとり」でーす。

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今回はですね、リストカットについて、個人的に思うところや色々と疑問があったので、それらを書いていこうと思うわけですが、

※リストカットとは・・・10代の若い女性に多い自傷行為で、カッター等で手首を切ることを意味しています。(略して、「リスカ」と呼ばれる)

僕自身は、リストカットをしたことが無いし、しようと思った事も無いのですが、過去にリスカをしていた女性と付き合っていた経験もあり、まったく縁が無いわけではありません。

(その子については、かなり分かりやすかったというか、ピアスも多く、V系バンドが好きで、片親で家庭環境が悪く。。といったような、明らかな感じの子でした。)

(結局、その子とは自然と距離が離れていってしまうわけですが、、、夜の仕事やウリをやっていた事、暴力的な振る舞いがあった等々で、自分には無理だと思って、)

(僕が、リスカしていた人と知り合ったのは、その子含め3人程ですが、やはり家庭環境が大きな要因になっている気がします。)

とまぁ、ついつい影があるような・病み(闇)を抱えているような、そんな子に惹かれてしまう部分は個人的にあるんですが、

それでも、自分自身については、リストカットって正直理解できない部分もあるし、

「なんで、痛い思いをしてまで自分を傷つけなきゃいけないんだろ?」といった疑問点も多々あります。

というわけで今回は、リストカットをしてしまう理由や心理原因について。

また、リスカをした事による後々の影響や、止めるポイントについて、順にまとめていこうと思います。

以下、目次。

  1. リストカットをしたい理由や心理原因まとめ
  2. リスカは絶対に止めるべき理由と、止める方法について
  3. 手首を切る時の正しいやり方について
  4. 最後に・・・周り(親や恋人)の対応と、リストカットの傷跡を消す方法について

リストカットをしたい理由や心理原因まとめ ~リスカの痛みや、自殺との関連も

リストカットをしたい理由や心理原因について-1

まずは、リスカをしてしまう理由や原因についてまとめていきます(以下)

  1. 「多大な精神的ストレスを抱えている」

    リストカットをしてしまう人の60~80%が、大きなストレスを抱えていて、その解消の為にやっているそうです。

    なので、最も一般的な原因と言っていいでしょう。

    問題は、ストレスとの付き合い方で、その捌(は)け口が「リスカ」になってしまっている所です。

    人は誰しもストレスを抱えて生きているものですが、自分なりの解消法を持っていると思います。(友人と飲みに行くことだったり、恋人とデートすることだったり、カラオケで熱唱することだったり、etc)

    でも、リストカットをする人々は、そんなストレスの対処法をうまく行うことができずに、自傷行為に走ってしまいます。

    そして、ストレス内容として最も多いのが、自分自身ではどうにかしづらい「家庭の問題(虐待、片親、不在、貧困等々)」になります。

  2. 「相談できる人が誰も居らず、良好なコミュニケーションが取れない。」

    これは、上記にも繋がってくるのですが、リストカットをする人というのは、基本的に相談できるような相手が誰も居ない状況にあります。

    助けを求めたいのに、誰にも言えずに一人で悩みこんでいる。

    そして、悩みを溜め込んで溜め込んで抱えきれない精神状態になったときに、どうしようもなくリストカットをしてしまうのです。

    なので、リスカには「助けて欲しい」というメッセージが隠されていることが多いです。

    親や恋人などの大切な人に見捨てられたらどうしよう、嫌われたらどうしよう・・といった不安や恐れによって、正常なコミュニケーション(意思表示)を取ることができずに、リスカットという行為に及んでしまうんですね。。

  3. 「自己評価・セルフイメージが非常に低い」

    リストカットをしている人は、ほとんどの方が自己評価が低いです。

    他人からしたら大した事ないことでも、本人は過剰に反応して罪悪感を感じていたり、自責の念に駆(か)られていたり、

    仮に、それがその人のせいじゃないとしても、本人は「自分がダメだから」と悪い方向へ勘違いしている場合もあります。

    そうやって、どんどん自己評価を落としていき、リスカを繰り返していくことによって、それはさらなる負のスパイラルへと陥ってしまいます。

    「リスカをしてしまうなんて、本当に自分はダメな人間だ。リスカをまたしてしまった自分なんて、もうこの世に必要ない。」
  4. 「かまってほしい・注目されたい!」

    リストカットをする人っていうのは大半は本当に悩んで悩んでやっているのですが、一部、かまってほしい・注目されたいといった理由だけで手首を切る人もいます。

    中には、ファッションの一部としてやってしまったり、その真似事(実際には切っていないが、切っている風に見せたり、包帯を巻いていたり)をやっていたりする人もいます。

    2015年7月には、リストカットの傷跡をリアルにデザインしたバングルが話題になりましたが、非難が殺到し、結局そのバングルは販売停止に追い込まれました。

    「リスカバングル」販売中止に。リストカットがファッションのように扱われていると非難

    さらに、

    十字架の形や星の形で手首を切ってしまう若者もいたりと、一部の人達の間では、本当にファッション感覚で捉えているのです。

    ただ、それは本当に一部の人達です。

    大多数の人達は本当に悩んでいますし、そんなファッション感覚の人達と一緒にしてほしく無いと思っています。

  5. 「なぜ、傷跡が残り痛みが伴う自分の手首を切ってしまうのか」

    これは、上述している「ストレス」に繋がっているのですが、まず第一に「ストレスの解消法」について、一般的なあるべき方法を選択できない or 知らない状況に陥っています。

    (友達や恋人など、話し相手がいない等々)

    そして、本人は、ストレス解消や精神的な衝動を「他者」に向けてはいけないと強くルール付けしています。

    他者を傷つけたり、暴力を振るったり、物を壊したりはしない。

    これは女性に多い特徴で、男性であれば、他人や物への暴力(家庭内暴力等)という形で、外側へ発散する傾向が強いですが、女性はそういう発散方法を嫌うので、必然的に内向き(自分)になってしまうんですよね。

    (だから、リストカットする人は女性が多い)

    そして・・

  6. 「痛みについて」

    「リストカットする時の精神状況って想像できます?」

    僕はあまり想像できませんが、その時の精神状況が異常なことは分かりますよね。少なくとも冷静ではありません。後先を考えられないぐらいの状況だと思います。

    実際、リスカをやった人の中には、意識が朦朧としていた。とか、あまりやった時の事を覚えていない。っていう人も多いそうです。

    要は、痛みを感じることのできる正常な状況を、超えてしまってるわけですね。

    一方で、

    リスカを繰り返している人達の中には、「ストレス解消になる」・「気持ちよくなる」・「生きてる実感がする」といった理由もあります。

  7. 「リストカットすると精神的に満たされる時のメカニズム」

    これについては、医学的にある程度証明することができます。

    人間と言うのは、喜びや幸せを感じる時に、「セロトニン」と「ドーパミン」という脳内物質が出るといわれています。

    ・セロトニン : 心身の安定や心の安らぎなどの効果があり、「幸せホルモン」とも呼ばれている。

    ・ドーパミン : 快感や多幸感を得ることができ、精神状態を意欲的にしてくれる効果もある脳内ホルモンです。

    そして、

    人は、物理的な痛みを感じる時、それを鎮静させる作用が働き、実は、その作用に深く関わっているのが上記の「セロトニン」と「ドーパミン」なのです。

    要は、リストカットによって痛みを伴った時、その痛みを鎮静させようと、「セロトニン」と「ドーパミン」が多分に分泌され、精神的に満たされる状況が作られるのです。

    これが、リスカをすることで「ストレス解消」になったり、生きてる実感を感じれる原因なんですね。

    そして、その快感が何度も何度もリスカをおこなってしまう事に繋がっているのです。

  8. 「リストカットと自殺との関係について」

    リスカをする目的に、自殺を考えている人はほとんどいません。

    (実際、リスカで死ぬケースもほとんど無い。動脈を深く切れば死ぬ可能性はありますが)

    なので、よく「死にたい」とリスカする人は言いますが、これは実際に死にたいわけではなくて、「死にたいほど苦しい・悩んでいる・・助けて!」という心の叫びであります。

    ただ一方で、リスカを繰り返している人は、そうじゃない人に比べて「自殺率」が極めて高くなるといった検証データもあるようなので、そこは注意が必要です。

以上です。

今回参考にしたソース : せせらぎメンタルクリニック:リストカット(リスカ)に至る心理とその解決法

リストカットは絶対に止めるべき理由と、止める方法について ~一生消えない傷跡

リストカットを止める理由とその方法

リスカを実際にやったことある人たちは、そのほとんどが後になって後悔しているそうです。

その一番の理由が、

「傷跡が一生残ってしまうから。。」

リスカ跡のせいで、半袖を着れなかったり、他人の目を異常に気にしてしまったり、果ては、傷跡を見るたびに嫌な過去を思い出したり、そのせいで自分に自信が持てなかったり・・・といった具合に、後々になっても非常に重大な影響が残ってしまいます。

もっと酷いと、リスカのせいで神経を痛めてしまい、手が不自由になってしまうケースも。

また、

リスカを繰り返せば繰り返すほど、どんどん傷跡は目立つようになり、それは取り返しがつきません。

実際、習慣化してしまってる人は、自分を傷つける事への抵抗がどんどん弱まり、自己評価の低下や、自分の命の軽視につながっていきます。

「傷モノの自分なんて、いくら傷ついてもかまわない。。」

このように、身体的にも精神的にも一生の傷が残り続けてしまうのが、絶対にリストカットは止めた方が良い理由になります。

ただ、止めるといっても、本人達にとってはそんな単純で簡単な事ではありません。

そこで、リスカをやらないようにする(続けないようにする)ポイントについて、以下にまとめてみました。

  1. 「ストレスに対する正しい発散法を見つける。」

    上述している通り、リスカする6~8割の理由が「ストレス」です。

    そして、そのストレスを誰にも発散できず、自分の中でもうまく解消できないために、リスカというやってはいけない手段に出てしまうのです。

    そのため、自分なりのストレス発散法を見つけてください。

    友達と話したり、恋人とデートしたり、酒を飲んだり、カラオケに行ったり・体を動かしたり・・

  2. 「大事な人に話して、一緒に止める努力をしていく。」

    一番はやっぱり家族ですね。あとは恋人や親友などに、リストカットしている事をちゃんと伝えて、「もうリスカしない」と約束してください。

    一人で努力するよりも、誰か大切な人に共有し一緒に頑張った方が、止めれる可能性は高いです。(相手がブレーキになってくれる)

    また、誰かにリスカしている秘密を話すだけでも、悩みやストレスというのは低下していくものです。(相手が理解してくれれば)

  3. 「自分の置かれた状況や環境を変える or 逃げる」

    ストレスというのは、結局のところ、自分の置かれた状況や環境に何かしらの問題があるということです。

    なので、その問題を取り除くことができれば、それが一番でしょう。

    原因が「親」の場合は、なかなか離れることが難しいんですが、18以上で自立できそうならすぐに出ていけば良いし、学生の間でも、バイトを始めたりして、なるべく家に帰らないようにしたり、

    仮に虐待を受けていたりするなら、周りの大人や相談機関、警察に頼ってしまって良いです。

    とにかく、自分が置かれている状況や環境を変えることも、対策として考えてみてください。

    (一人で抱え込むんじゃなくて、逃げたり・諦めたり・投げ出したりすることも重要だという事です。)

  4. 「薬に頼る」

    メンヘラやリストカットは、精神的な病とも密接な関係があります。(もしかしたら、精神病が原因の場合もある)

    実際、衝動性を抑える精神薬を飲むことで、リスカなどの自傷行為の減少に効果があった。という検証もされています。

    なので、抗不安薬などの薬を飲むことも、対策の一つです。

以上、リスカをやらないようにする(続けないようにする)ポイントでした。

リスカ(手首を切る時)の正しいやり方・方法について

リストカットのやり方・方法-1

ここまで、リスカを絶対にやってはいけない理由や、やらないようにするポイント等を紹介してきたのに、ここで逆に「やり方」を解説していくのも、ちょっと変な話ですが、

やり方を間違えると、血が止まらなかったり、傷跡が膿んでしまったり、下手したら神経を痛めてしまう恐れもあります。

なので、ここでは被害や傷跡を最小限に抑えるための、正しいやり方について解説していきます。

まずは、リストカットをする刃物について。

一般的なのは、カッターやカミソリですね。

ここで一つ注意点は、包丁や彫刻刀は絶対にNGです。(切れ味が凄まじいから)

まぁ、カッターが無難でしょう。(あまり深く切れないし、傷跡も残りにくいため)

あとは、なるべく「新品」なモノをつかってください。少なくとも、錆(さび)のある刃物は使わないでください。(傷口が膿んだり、ばい菌が入ったりしやすくなる)

※リスカする前は、事前に刃物を消毒しておいた方が良いでしょう。(以下)

Amazon:消毒用エタノール

次に、切り方ですが、

絶対に深く切るのは止めてください。

手首の内側には多くの血管が通っている為、下手すると血が止まらなくなったり、神経を痛めてしまって、手が不自由になってしまう恐れもあります。

なので、リストカットをする際は、なるべく浅く切るように注意してください。

また、できたら手首よりも、血管が余り通ってない手首の反対側(表面)や二の腕などの方が、場所としては良いです。(手の甲は傷が目立ってしまう場所だけど、、)

あとは、切ったあとの後処理ですが、

  1. まずは、止血する(ティッシュ等でおさえる)
  2. 洗浄(水で洗う)
  3. 次に、軟膏(なんこう)やワセリンを傷口に塗る。(保湿効果を高める)
  4. 傷口にサランラップを巻く(保湿効果)

以上です。

(当然、リストカットはやらないのが一番ですが、間違った方法でやると、もっと取り返しの付かない事になってしまうよ。。。という注意喚起の意味で記載しました。)

最後に・・・周り(親や恋人)の対応と、リストカットの傷跡を消す方法と隠す方法について

リストカットの傷跡を消す方法と隠す方法-1

もし、自分の友人や恋人がリスカをしていた場合、、自分の子供がしていた場合、

重要なのは、感情的に非難しないことです。

本人にしても・誰にしても、リストカットがダメな事というのは分かっています。大事なのは、そんな当たり前な事すらも見えなくなるほど、追い詰められている状態だってことです。

なので周りの人は、本人を非難したり説教したりするのではなく、相手の状況や心境を理解しようと寄り添って、話(悩み)を聞いてください。

本人を、「孤独な戦い」から、少しでもこっち側に呼んであげるのです。

周りの対応によっては、より一層心を閉ざしてしまう結果になってしまうので、細心の注意をしてください。

あとは、

ここまで読んでくれたあなた。

おそらく最後まで読んでくれたということは、きっと「リストカット」について何かしらの悩みを抱えていたり、経験者だったりするんじゃないでしょうか?

誰かに話を聞いてもらうだけでも、全然違ってきますので、僕にできる事があればぜひ。(メールやDM等ください)

ではまた、じゃーねー。

リストカットをする意味や理由・心理をまとめ終えた男性-2

(僕自身が、一番やばい気もするけどw)

P.S. 以下の記事も参考にしてください。

リストカットの消えない傷跡を消す(又は、隠す)方法まとめ ~おすすめの塗り薬や化粧、レーザー治療、手術など

リストカットの意味とは?リスカしたい理由や心理原因、手首を切る正しいやり方・方法について(痛みや自殺との関連も)」への4件のフィードバック

  1. 度々お邪魔しております。海外在住メンヘル専門職こおのです。リスカについて、どうしても言いたいことがあって書いております。卒論以来、こんなに一生懸命日本語で文章書いたの初めてです。なので、長いです。かなり頑張ったのですが、意味不明かもしれません。

    リスカの原因ですが、いつもながら簡潔にまとめられておられると感心しました。

    が、私的には1番目にはストレスよりはむしろ、「自己評価の低さ」を持って来たい所です。だって、普通に考えればストレス発散にリスカする人って絶対少数派ですよねぇ。日本がそこまで荒んでいるとも思えませんし。

    更に、リスカ乙女達(男性も少数派ではありますが、ありえないことないんですがね)は、なぜ自己評価の低さに悩まされるか、ということを説明させて頂きます。単純に考えるなら、周囲が、自分をありのままに、肯定的に受け入れてくれないから。という所に落ち着くのでしょうが、リスカの原因になるような自己否定感はそんな生易しい物ではありません。

    彼等の自己評価の低さは、身体的嫌悪感を伴う痛烈なものなので、通常人の「自己評価」とは、レベルも質も違うと言えるでしょう。

    このあたり、文化差もあるのかもしれませんが、リスカをする人には何らかの形で性的トラウマがある、というのが欧米での一般的な見解です。この、「何らかの形で」というのは、家族等、本来なら信頼できるはずの人に繰り返し性的行為を強いられた、というヘビー級の性的虐待のみならず、幼少期に受けた一回限りの性的いたずら、家族等、親しい人とのスキンシップが本当は嫌なのに拒否できない、といった比較的ライトですが、自分の体が他者の思い通りになっていると感じてしまうことや、他人には絶対言えない程「恥ずかしい」とか「罪悪感」を感じてしまう出来事も含まれるということです。

    更に、リスカは、欧米では摂食障害(貧血になるほどの拒食、「ビンジ」という過食の後に自分で嘔吐する)を併発することも多々あるとされています。摂食障害者の自己否定では特に、過度に批判的で自己愛傾向(自己充足の為には、子供のやりたい事、好きな事を無視又は否定して自分の良しとする価値観を押し付け、束縛、コントロールしようとする傾向)の強い母親との同一化否定が大きな要因とされています。いわば、母親の様になること、大人の女の体になっていく自分を拒否し、食事を拒否することで、自分の体を、存在を消し去ってしまいたいと感じることが、摂食障害の方々の自己否定の根源にあるのです。

    リスカも摂食障害も、自分の肉体が存在する事に対するどうしようもない嫌悪感を何とか解消しようとするがために行われるのです。

    更に、自分の体が汚らわしく、存在するべきではない、という強烈な自己否定や、自分の体さえも自分の思うままにできないという絶望感をを抱えた人は、極限に至ると(ストレスが昂じると、ということですね)乖離状態(自分がいったい何をしているのか分からない、自分をコントロールできない状態)に至ることもままあります。いわゆる、多重人格が顕著な例です。金縛りも一種の乖離と言えるでしょう。アルコール依存や、薬物依存も、乖離状態に自分を置くために併発することが多いです。

    それから、ゆとりさんのまとめには含まれていない重要なファクターが一つあります。これは、私の日本語での専門用語が不十分なのでちょっと分からんのですが、「自慰力(self soothing ability)の欠如」とでもしておきましょうか。自慰といっても、ここではマスターベーションのことではなく(日本語で自慰が主にマスターベーションの意味で使われるのって、いったい何故なんでしょうね?まあ、気持ち的には分かるんですけど、やはり謎です)自分の感情の起伏をコントロール(って言うと語弊がありますかね)したり、気持ちをなだめ落ち着かせる機能、行動のことを指します。自慰力欠如の人ってのは、比較的些細な事柄でブッちぎれたりドちこんだりして「簡単には立ち直れない人達」ってことですね。

    赤ちゃんでも、極端に分けると、あやすとすぐ泣き止む簡単な子と、何しても泣き止まんやんかあぁぁ!!どぉしたらええんじゃぁ!って叫びたくなる子といますよね。自慰力は、生まれ持っての素質だけでなく、成長過程で身に着いてくるものでもありますが、あんまり泣き止まない赤ちゃんだと、あやすはずのお母さんまでテンぱって、折角落ち着きかけた赤ちゃんを又、泣かせてしまうという悪循環も起きがちです。孤立や、ストレスで余裕のない都会の核家族に生まれた、カンの虫の強い赤ちゃんは、自慰力欠如に育ってしまうリスクが高いといえましょう。すぐに泣き止む子が、必ずしも自慰力の豊富な子とも言えないのですが、泣き止むことができないということは、一度テンぱってしまうと中々立ち直れない素質がある、と考えて頂けたらよいかもしれません。自慰力に問題のある子供達には、頭を打ち付けたりする子もいます。頭を打つなどの自傷行為は、自分に刺激を与える手段であるとも言われたりしますが、それは彼らが、過敏であると同時に鈍感でもあるからです。

    ここまで説明したら、自慰力に欠ける人が、一回自己嫌悪に陥ると回復するのが大変に難しいということが分かって頂けますよね?(簡単に立ち直れないのが必ずしも悪いともいえません。例えば鋭敏な感受性を制御しないで、表現力を培うからこそ万人に強く訴えかけられる芸術作品を生み出せるとか。まあでも、才能のある人が常に幸福になれるかというと、又。。。話が延々と広がってしまうので止めましょう。)

    元来感情の起伏が激しい人のストレスが昂じると、感情面でも行動面でも衝動を抑えることができなくなってしまうことがままあります(衝動買いしてしまう、不特定多数と一夜の関係を持つ、避妊を怠る等)。

    ということから、リスカ乙女達には、アルコールや薬物依存、性病、借金のリスクが高いといえるでしょう。

    このような心の闇を抱えた人々は、多分に創造性を持ち合わせているにも関わらず、自己肯定できないので、自分を受け入れてくれる誰かさんにすがりつこうとします。肉体関係に発展するまでの時間が短いからといって、彼らにとって、信頼関係を構築、維持することが簡単であることは全くありえません。他者と近しくなるということは、裏切りや暴力の恐怖、見捨てられることへの絶望感を伴うものであり、怒りを伴います。残酷なことを平気で言ったり暴力的になったりもする半面、相手を怒らせることを避けようと、他者を喜ばせる為には必死に努力もします。深いつきあいになって、全てが上手くいっている間は情熱的で気の利くすばらしい恋人でも、南条さんや、二階堂さんが書き綴られているように、一度深くなってしまうと、自分が死ぬか相手を殺すかという形でしか関係をおわらせられないと思い込んでしまいます。それは、彼等の恐怖や絶望感、怒りの深さを如実に反映する故なのです。

    自己顕示欲を満足させるためのファッションではなく、自己嫌悪感がつのってリスカをしてしまうような彼女と付き合うにはかなりの包容力と一生付き合う程の相当な覚悟が必要です。更に、俺の愛の力でリスカ乙女ちゃんを更正(治癒)するぞぉ、というのは勘違いも程々しい。もってのほか。そう思ってしまう大馬鹿ちゃん達をそばに置くことで、彼女達はどんどん自分の病を深めていくのですから。

    ということが、つまりは言いたかったのですね。(はあ、疲れた)

    最後に私見ですが、ゆとりさんがリスカ乙女と長期恋愛できなかったことは、
    1. ゆとりさんの包容力が全く不十分であった。
    か、
    2. ゆとりさんが、健全すぎて彼女には取り付く島がなかった。
    かのどちらか(又は両方)だと思われます。

    どうしても、Hで可愛い気配りリスカ乙女と情熱の恋愛を、という方は、ホトケ様級の包容力と、叡智と(でないところころっと騙されちゃいますから気をつけて下さいね。)、「良い思いをさせてもらったのだから、冷凍庫で保管されながら(保管して)、ちょっとずつ食べてもらう(食べてあげる)」級の覚悟を獲得してからにして下さい。そんな耽美ぃな覚悟を決められる日本男子な方々を、遠くからですが、応援させていただきます。

    1. いつも、多数のコメントありがとうございます。ゆとりです。

      リストカットに関する専門的で分かりやすく示唆に富むコメントだったので、その感謝の返信です。

      (正直、これは僕のまとめたコンテンツより格段に価値が高い内容だわ!と驚きましたw)

      特に、摂食障害になってしまう人の特徴やその原因。

      そして、「自慰力(self soothing ability)の欠如」という、僕の中でも新発見な項目で、かなり感銘を受けました。

      (赤ちゃんを例に出している所もかなり分かりやすかったです)

      メンヘルを専門としている事がハッキリと分かるコメント、いつもありがとうございます。

      今後ともよろしくお願いします。

  2. 追記
    えええええええっ???!!!まじっすかぁ???日本人は、性的トラウマなしにリスカをするのぉ?

    今ちょっとせせらぎメンタルクリニックのサイト見てみました。何故か、戦時中の逸話、日本人は選ばれた人種なので染色体の数が欧米人とは違う(多いんだか少ないんだかは忘れた)っと言い放っていた東北のじいさんの面子を守るために、じいさん死ぬまで何も言えなかった若者(遺伝子学者)達の話思い出しちゃいましたよぉ。

    私、ショックです。もぉ、

    リスカする人、お願いだから教えて下さいよ。みんな、カッコイイって思ってやってるのですかぁぁぁ???そんなに「迷惑かけちゃいけない」が、重たいのですかぁ?そこまで社会が病んでるのぉ?なんでぇ?

    具ぎー(錯乱)

  3. 分かりやすかった、というコメント頂いてイイ気になってます。なので、執筆欲が続く限りしばらく書き込みが続くかもしれません。この3月の一連の記事にすっかり触発されて言いたいことだらけになってしまいましたよ。

    前回の錯乱コメントをアップした後、落ち着いてせせらぎのリスカ説明で性的トラウマについて触れていない理由を考えてみました。

    1. 患者さん、家族への配慮。
    性的虐待も「ストレス」に含まれるとすると、まあ納得できなくもない。かな?クリニックのサイトを見るのはリスカをする本人よりは、むしろ周囲の人間(虐待している家族、恋人)ということもままありますし。虐待するからといって、相手を愛していない、心配してない訳ではないので。

    2. 日本人は性的トラウマなくてもリスカをする。
    なんたって、日本にはハラキリの美学が存在するので、リスカもストレスを他人にさらけ出してしまうを避けるためには比較的頻繁に行われる可能性もあり。なのか?

    それにしても、ねえ。やっぱり2の可能性はないんちゃう?って思ってしまうんですよね。トラウマ専門の精神科医にも聞いてみたのですが、(彼らは常時少なくとも500人の患者を受け持っています。全部が性的トラウマではありませんが)性的トラウマがあってもリスカの様な自傷行為をしない、というケースはあっても、リスカしていて性的トラウマのない患者は見たことない、少なくとも覚えがないと言ってました。

    南条さんや、二階堂さん(リスカはしてないのかな?でも、自分の膣を小6でコントロールしたいと思っていたとか、少女崇拝とか、摂食障害の方の自己否定とかなり近い印象です)の日記を見る限りでも、彼女達が自分の肉体的存在に関して痛烈な嫌悪感を抱いていたのはかなり明らか。だと思うのですが。南条さんに関しては、入院してまで父親を避けたいなんて、父娘の二人暮らしで本当に何もなかったの?と私だったら真っ先に聞きます。

    内田春菊のエッセイ読んでると、赤ちゃんの性器を父親や母親が舐めちゃうのも(特殊な職種方々に限られるのかもしれませんが)頻繁に行われているみたいに書いてあるし。ちゃんとした記憶には残らなくても、一方的に性的に刺激感を与えられた経験、言うなれば、自分の体が弄ばれる、犯される感触というのは人格形成上、何らかの傷として残るはずです。性的とは言い難いかも知れませんが、子供が止めてと何回も言っているのに、しつこくくすぐる大人も、子供の人格を尊重できないNGな大人だと、私は考えています。

    というわけで、リスカしてしまう方々からのお答えを是非とも伺いたい所です。はい。とは言っても、乖離の影響もあって、治療がかなりイイ所に進むまでトラウマの記憶を回復しないケースもかなり多いのですが。

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