どーもー、先日「君の名は。」を映画館に観に行って、心を洗われ綺麗な涙を流してきた「ゆとり」でーす。
今回はですね、そんな「君の名は。」の監督である新海誠の過去作品である「クロスロード」というアニメーション。
120秒という短い作品ですが、「Z会」と新海監督によるコラボ作品となっており、2014年春に発表・公開されました(以下)
・監督・脚本・絵コンテ・演出 : 新海誠(「君の名は。」や「言の葉の庭」・「秒速5センチメートル」の監督)
・キャラクターデザイン・作画監督 : 田中将賀(「とらドラ!」や「あの花」のキャラデザ)
上記を見たら分かりますが、離島に住む女子高生と東京に住む男子高生が、大学受験を軸に交差する物語となっており、受験生を応援する意図が込められたCMとなっています。
※「Z会」とは、通信教育事業を主としながら、教室事業や出版事業、模擬試験の運営等、教育に関わる幅広いサービスを展開している会社になります。
というわけで、
今回の記事では、「クロスロード」のあらすじ詳細や感想。
また、主題歌情報や、「君の名は。」との関係、小説版の内容について。
さらに、Z会では「クロスロード」以外にも、自社の「CM」に対してこだわりを持っていて、印象に残るような変わった内容のモノや、ハリウッド映画のCMのような壮大なモノまで、様々なCMを公開しています。
というわけで、それらについてもまとめてみました。
以下、目次。
- Z会のアニメCM:「クロスロード」のあらすじや詳細情報
- Z会のCM:6選まとめ
Z会のアニメCM:「クロスロード」のあらすじ詳細や主題歌情報、小説版の内容や、新海誠監督作品:「君の名は。」との関係等
まずは、「クロスロード」に関する情報について、順にまとめていきます。
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「あらすじ詳細」
「別に幸せになりたいわけじゃないし、確かな約束が欲しいわけでもない。それよりももっと遠くにあるはずのどこか、私はそこに行きたいんだ」
こうして、二人の意味深なモノローグから物語は始まっていきます。
物語は、受験を控えた高校生の男女2人の視点でそれぞれ進んでいき、
・離島から東京の大学をめざす女子高生:海帆(みほ)・アルバイトをしながら受験勉強にはげむ都内在住の男子高生:翔太
この2人が「Z会の通信教育」を通して、同じ学校に受験し、結果発表の日に偶然出会う事になります。
肩をぶつけた二人は、お互いを見てハニカみ、そこで物語は終わり。
(その後二人はどうなったのか・・・続きが気になりますね)
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「映像美」
「君の名は。」や「言の葉の庭」といった、映像の美しさでも定評のある新海誠作品。
本作でも、夕焼けが反射する海や、太陽が照らす大都会・東京など、幻想的で綺麗な描写が多くあります。
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「主題歌(挿入歌)」
「クロスロード」を観たとき、物語に挿入されている曲も非常に強い印象に残りました。
挿入歌が、非常にイイ感じに物語にマッチしていて、すばらしい演出になっているのです。
この曲のタイトルは、物語と同じ「クロスロード」
歌うのは、「やなぎなぎ」という女性シンガーで、ゲームやTVアニメのOP/EDテーマを多数手掛けているみたいです。2013年7月に発売した1stアルバムは、オリコンウィークリー:4位を記録したとか。
また、注目すべきは、この曲の歌詞を新海監督自らが書き下ろしているという事。
歌詞の内容は、遠いどこかにいる、まだ見ぬ相手を想った内容となっています(以下、全文)
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「君の名は。」の原点になっていた。
実は、この「クロスロード」
遠い所で別々の日常を過ごす2人の視点で、少しずつそれらが交差していく展開は、「君の名は。」の原点にもなっているそうです。
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「小説版について」
「クロスロード」は、動画が公開されたのち、それを原作として小説が出版されています。
・発売日:2014年9月29日
・価格:1296円(税込)
・著者:桐山なると(第14回:「えんため大賞」小説部門大賞を受賞し、「四百二十連敗ガール」でデビュー)
・ページ数:288
著者は、新海誠では無いですが、動画の内容を基として作られており、ページ数的にかなりボリュームがあるので、動画では描かれていない様々な内容が盛り込まれているのでしょう。
(すいませんが、僕もまだ読んでいません)
ストーリーは、
将来に迷い進路を決めかねている、離島に住む女子高生:倉橋海帆と、母と二人で東京で暮らしながら幼い頃に別れた父への憧れを抱き続ける高村翔太。全く異なる環境で生活する二人の進む道のりが、大学受験の中で交差していく。
とまぁ、基本的には動画の内容と同じですが、小説版では、主に二人の家庭環境(親子関係)に焦点が当たって話が膨らんでいるそうです。
結局、最終的には2人の合否がどうなったのかは分からず終いで、受験会場で出会ったのち、二人がどうなっていくのかは描かれていない。
ということで、一番気になる部分は「小説版」でも描かれていない模様です。
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「物語の舞台となった場所」
「クロスロード」に出てくる舞台は、基本的に日本に実在する場所がモデルとなっています。(一部、架空の場所もあるが)
というわけで、以下にザッと本編に出てくる舞台のモデルとなった場所をまとめてみました。
・女子高生が住んでいる離島 : 架空の場所。(新海監督がツイッターにて、架空の場所であると公式に発言しています。)
・冒頭シーンで、男子高生が歩いている場所 : 東京の三鷹電車区
・男子高生が、Z会の解答用紙をポストに投函する場所 : 渋谷の駅前
・Z会の添削者のおじさんがいたビル : Z会本社がある静岡県三島市。(窓から富士山が見える)
・試験会場 : 東京大学駒場キャンパス。
以上、「クロスロード」に関する情報まとめでした。
Z会のCM:6選まとめ ~高校・大学受験の通信教育CM
Z会では「クロスロード」以外にも、過去に多くのCMを公開しており、その多くが、強烈な印象を残すモノになっており、中にはハリウッド映画のCMのような壮大なモノあったりします。
というわけで、Z会の過去CMをネット上で色々と探してみて、特に印象に残ったCMをまとめてみました。
以上、
また上記の他にも、野球選手のイチローやサッカー選手の小野伸二を起用したCMも公開されていたそうです。
(ネット上に動画は見つからなかった。。)
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というわけで、今回の記事では、Z会のCMや、新海誠監督作品である「クロスロード」の情報についてまとめてきましたが、新海監督は、この他にも多数のアニメーション映画を公開しています。
その辺については、以下の記事にて詳細にまとめているので、新海作品に興味のある方は、ぜひ確認してみてください。
→ 新海誠監督のおすすめ作品ランキング一覧(アニメ映画・著書小説・CM)~「君の名は。」や「秒速5cm」、「言の葉の庭」等々
ではまた、じゃーねー。