どーもー、ゆとりです。
社会人3年目のゆとりです。
3年目にして既に会社を辞めたいと懇願していて、引きこもりニートになりたいゆとりです。
あと何回、「サザエさん症候群」を発症して体調不良になれば良いんでしょうか?
あと何回、「社畜」というワードを用いて、自虐ネタをおこなえば良いんでしょうか?
あと何回、現実逃避して、アニメの世界やアイドルとの握手会に行けば良いんでしょうか?
- 「会社行きたくないの?・・・じゃ、行かなくて良いじゃん」
- 「仕事放棄したいの?・・・じゃ、放棄すれば良いじゃん」
- 「はやく自宅に帰りたいの?・・・じゃ、勝手に帰れば良いじゃん」
ある時、こんなお言葉が、天から降り注いできた。
「そっか!!行きたくなければ行かなくて良いし、帰りたければ帰れば良いんだ!!」
なんだか、すごく気持ちが楽になってる気がした。
・・・
という事で、疲れて帰りたくなったので、勝手に帰ってみた。
時間は15:00過ぎで、外は太陽が照りつけ、オフィスは社員が黙々と仕事をしていた・・・
こんな感じで、皆さん黙々と、画面と睨み合いながらキーボードを無表情で叩き、「沈黙」が続いています。
そこで僕は、静かにマイパソコンの電源を切った。
そして、静かに立ち上がり、なにも悪びれる様子もなく堂々と歩き、オフィスのドアに手を掛けた。
オフィスを出て、共有通路を歩き、エレベーターを待つ僕。
表情は平静を装っているのだが、なぜか心臓がバクバクしていた。
別に、エレベーターに向かってくる足音が聞こえたわけじゃない。
上司の怒鳴り声が聞こえたわけでもない。
なのに、なぜか妄想してしまう最悪のシチュエーションが、心臓の動きを活発化させていた。
別に悪いことなんて、なにもしてないのに、、、
ただ、帰るだけだ。。。そう
「帰りたいから、帰る」
それだけだ。
エレベーターを待つ時間が、なぜかものすごく長く感じたのだが、、、なんとかオフィスビルを脱出することができた。
青空が一面に広がり、太陽が最上級に照りつけてる「外」の空間は、僕に、これでもかと開放感を与えてくれた。
『自由だーーー』
1862年に、アメリカ合衆国の大統領である「リンカーン」が発した「奴隷解放宣言」
この声明を受け取った奴隷たちの心境とは、こーいったモノなのだろう。
自由とは何よりも素晴らしい!!
「民主主義、ばんざーーーい!!!!」
(嬉しさの余り、勢い余りすぎてパンツがはみ出してしまったが、特に問題は無い)
ここからは、僕の僕だけの時間だ。誰にも邪魔させない。
「普段は早々と通りすぎる場所も、今日は思う存分寄り道できるぞ!!」
ということで、
思う存分、ブランコで遊んだり
遊んだり、、、
10年ぶりに、スベリ台に登ってみたり・・・
思う存分、立ち読みしたり・・・(エロ本じゃねーぞ!)
思う存分、授業中のガキ共を見て優越感に浸ったりして、
思う存分、自分だけの時間を過ごす事ができた。
また、帰宅前という事で、電車内も広々と空いてるではないか!!
ということで、こんな感じで、ゆったりとくつろぎながら帰ることが出来た。
(向かいの座席のおばちゃん達が、おもむろに本を読みだしたり、ノートを取り出したりしたのだが、特に問題はないようだ。)
仕事を途中で放り投げて、勝手に帰ることは、こんなにも素晴らしい事なのか・・・
家に帰ってからも、時間はまだまだ大量に残されている。
いつもだったら、社畜生活に疲れ果て、自宅に着いてもカップラーメン食って、風呂入って、床に就いてバタンキューだ、、、
だーが、今日は違う。
今日は、時間だけでなく体力も余り余っている。
そして、勝手に会社を抜け出して家に帰った背徳感がある一方で、妙に気分が高揚している。
なんでだろーか・・・
「頭痛いよ、お母さん」と嘘をついて、学校をズル休みしたときの、あの感覚に近い。
ということで、ポテトチップスでもつまみながら、アニメでも見るか。
好きな時に好きな事して、食べたい時に食べたい物を食べ、いつでも美少女が癒してくれる。
そして・・・
眠くなったら寝る。
あーーー、なんて充実した「1日」なんだ。
自由に時間を使えるって、こんなにも素晴らしいことなのか。
「脱社畜宣言(1日)」
そんな事を思いながら、気持ちの良い眠りにつこうとしたその瞬間、、、
突然、僕の携帯が光り出し震えだした!
凍りつく空気、、、
そもそも、僕の携帯が震えだす事なんて滅多に無いことだ、、、
周期的には、週に1回程度で、大体が画面上に「母親」と表示される。
唐突に震えだした電子機器(携帯)に、脅える僕。
覗き込むようにして確認した画面上には、恐怖の6文字が、、
「●●●●●●(会社名)」
僕:「もしもし・・・」
上司:「今どこ?」
僕:「家です」
上司:「誰かに共有した?」
僕:「いえ」
上司:「なに考えてるの?」
僕:「すいません、体調悪くて」
上司:「体調悪いのはイイんだけど、勤務時間内に早退するなら、上司に相談するのが当然だよね?」
僕:「すいません」
上司:「社会人として、、、というか「人」として当たり前な事だと思うけど」
僕:「・・・」
上司:「はぁー、、、で、今日中に終わらせる予定だった、●●の作業は?」
僕:「すいません、終わってません。明日中には終わらせます」
上司:「いやいや、今日中という事でスケジュール組んでたよね。●●君だけの問題じゃないんだけど。」
僕:「すいません、土日出勤して穴埋めします」
上司:「はぁー、、、了解。じゃお大事に。」
僕:「はい、失礼します」
・
・
・
シーンとした部屋で、心臓の鼓動だけが聞こえ、呆然としながら携帯を持ってる手を見てみたら、鳥肌が立っていた。。。
結論 : ※良い子はマネしないでね
次の日、僕がどんな心境で出社し、どんな状況になったかは、ご想像にお任せしよう。
どーやら、「自由」というものは、それなりの「リスク」があるようだ、、、
「脱社畜宣言」を掲げる戦士たち、、、いや、同志たちよ!!
今回の出来事は、イイ教訓になった。
社会人として生きていく以上、帰りたいからといって、勝手に帰ってはダメなようだ。
(人としてもダメなようだが、、)
だが、こんな事であきらめてはダメだ、、、いずれ「自由」を勝ち取るその時まで。
脱社畜戦争は、これからも続いていくのである、、、
電車内で横になる際は靴脱げよ
靴も脱がずに横になるとか人として終わってるわ
工程組んでいる仕事で帰っちゃだめだろ。
また、土日でると利益でなくなるだろ。
こういうのできるのは事務員の女子だけやで。