どーもー、先日新宿御苑に運命の人を探しに行ってきた「ゆとり」でーす。
新宿御苑とは・・・58万平方メートルにも及ぶ広大な敷地(東京ドーム12個分)をほこる庭園で、広々とした芝生や木々の生い茂る林、日本・フランス・イギリスといった、西洋・東洋それぞれの様式で作られた庭園や歴史的建造物があったりと、
新宿という大都会の喧噪から切り離された、非日常の空間がそこにあります。
新宿御苑が開園されたのは、今から100年以上も前の、1906年(明治39年)
その後、昭和24年に一般開放されたのを機に、厚生省、環境庁の管轄を経て、現在では環境省が所管する国民公園となっています。
春や秋には、花見や紅葉の名所として大勢の観光客で賑わい、年間126万人もの来園者が訪れるとか。
で、、
今回僕がこの新宿御苑に行ってきた理由は、昨今話題となっている映画:「君の名は。」
この映画を作った新海誠監督の前作:「言の葉の庭」の舞台になっているのが、新宿御苑だったからです。
その、とある場所で、主人公の男性とヒロインの女性が出会い、お互いに惹かれていくわけですが、、
だったら、(しばらく彼女が居ない)僕もその場所へ行けば、運命の女性と出会えるかもしれない・・
そう思って、今回行ってきたわけです。(まぁ聖地巡礼ですね)
で、せっかく行くなら、「新宿御苑」の見所なども色々と調べた上で、それらも順に巡ってみようと。(ちょうど紅葉の時期ですし)
というわけで、今回はその模様について順に書いて行こうと思います。
以下目次。
- 新宿御苑の見所:9選
- おすすめのデートコースまとめ ~日本庭園やイギリス・フランス式庭園、大型温室など、実際に行って巡ってみた!!
- 最後に・・・新宿御苑前のおすすめランチ・イタリアン・カフェ処や、「君の名は。」の主人公がバイトしているレストランについて
新宿御苑の見所:9選や、入園料・営業時間・最寄駅からのアクセス、そして桜・花見や紅葉の時期について
まずは、新宿御苑の基本情報(営業時間や入園料など)や、見どころなどを以下にまとめてみました。
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「営業時間」
09:00~16:00(16:30閉園)
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「休園日」
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)と、年末年始(12/29~1/3)
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「入園料」
大人(高校生以上):200円
小・中学生:50円
幼児:無料 -
「園内の地図マップ」
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「入口と最寄駅」
上記の地図で確認できますが、新宿御苑の入口は計:3つあります。(以下)
・西北に位置する「新宿門」・東北に位置する「大木戸門」
・南に位置する「千駄ヶ谷門」
またそれぞれ、最寄駅が違っていて、
・新宿門 : JR新宿駅(東南口)から徒歩10分・大木戸門 : 丸ノ内線・新宿御苑前駅から徒歩5分
・千駄ヶ谷門門 : JR千駄ヶ谷門駅から徒歩5分
となっています。
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「広さ」
面積:約58万平方メートル
外周:約3.5km東京ドーム12個分の広さとなっている。
なので、全部回ろうと思ったら3時間は確保しておく。
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「季節ごとに見頃な木々や花々」
新宿御苑の中で、季節ごと(月ごと)に見頃な木々や花々が、以下のページにてまとめられています。
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「桜、花見の時期」
新宿御苑の桜は、約65種・1300本あり、春には「花見の名所」として大勢の観光客で賑わいます。
時期的には、3月中旬~4月下旬で、
3月中旬にはヤマザクラなどの一重咲き種(ひとえざきしゅ)、4月上旬にはイチヨウやカンザンなどの八重咲き種(やえざきしゅ)が、次々とつぼみを開き、園内を鮮やかに彩るそうです。
また、園内はアルコールの持ち込み禁止なので、ドンチャン騒ぎするような酔っ払い達がおらず、ゆっくり静かに見れるのもポイントの一つです。
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「紅葉の時期」
新宿御苑の紅葉がもっとも楽しめる見頃は、気候や天気にも左右されますが毎年だいたい11月中旬~12月上旬(11月20日~12月10日くらい)と予想されている。
モミジ・ユリノキ、イチョウ、カエデ、ハナミズキなどが紅葉して、とても美しい景色を楽しむことができる。
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「注意事項」
ペットやアルコール類の持ち込みは禁止で、バドミントンやフリスビー、なわとび、サッカー等のボール遊びも禁止されています。
その他、詳しくは以下のページにて注意事項・禁止事項がまとめられています。
→ 新宿御苑公式HP:施設利用・入園案内(「来園される皆さまへ」のところ)
以上、、
続いて、新宿御苑の見所(有名スポット)について、以下にまとめました。
(各スポットの画像については、次の章にてまとめています。)
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【日本式庭園】
広大な池に沿った、池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)の庭園
※池泉回遊式庭園・・・江戸時代に発達した日本庭園の一様式で、池とその周囲を巡る園路を中心に作庭された庭園
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【イギリス式庭園】
広大に広がる芝生によって、開放的な雰囲気をもつ庭園。
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【フランス式庭園】
110種類・約500本の特色あふれるバラ花壇を中央にして、左右対称に美しく整形された計156本(約200メートル)のプラタナス並木。
ヨーロッパの雰囲気あふれる、非常にロマンチックな並木道が、フランス式庭園です。
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【旧御涼亭(きゅうごりょうてい)】
皇太子(後の昭和天皇)の御成婚記念として、1927年(昭和2年)に建てられた中国風木造建築で、「東京都選定歴史的建造物」に指定されている。
※新宿御苑は、1945年5月、東京大空襲によって施設がほぼ全焼してしまうが、この旧御凉亭と、次の旧洋館御休所のみ、現存している建造物である。
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【旧洋館御休所(きゅうようかんごきゅうしょ)】
天皇や皇族の休憩所として1896年(明治29年)に建てられた洋風木造建築で、国の重要文化財に指定されている。
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【母と子の森】
新宿御苑の自然観察フィールド(アスレチック等では無い。。)
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【大型温室】
多くの温室植物を集めた「大型温室」は1958年(昭和33年)に完成し、当時としては東洋一の規模であった。
その後、2007年に建て替えのため閉館し、2012年11月20日にリニューアルオープンした。
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【茶室:楽羽亭(らくうてい)と翔天亭(しょうてんてい)】
日本庭園の中にある、二つのお茶室。
皇族の休憩所として建てられたこの茶室は、昭和20年(1945)の戦災で焼失してしまうが、昭和62年に再建、平成3年に建替えが行われた。
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【4つの休憩所】
こちらは単なる休憩所なので、別に見所でも無いんですが、一応紹介しておきます。
・大木戸休憩所
・千駄ヶ谷休憩所
・中央休憩所
・西休憩所
以上、新宿御苑の見所(有名スポット):9選でした。
というわけで、いよいよ次の章では当日行ってきた模様です。
新宿御苑のおすすめのデートコースまとめ ~日本庭園やイギリス・フランス式庭園、大型温室など、実際に行って巡ってみた!!
新宿御苑はかなり広大な敷地で、スポットも多く点在しています。
というわけで、当日を迎える前に、あらかじめ「行きたいスポット」と「巡るコース(順番)」を決めておきましょう。
今回僕が巡ってきたスポットは上述している新宿御苑の見所はすべて網羅していて、事前に巡る順番も決めていたので、良かったら参考にしてください。
(最初にザッと言っておくと、新宿門からまず日本庭園を巡って、その後旧洋館御休所や大型温室をまわり、最後にイギリス&フランス庭園を巡って、千駄ヶ谷門から出ていく。といったコースになります。)
では、当日・・
新宿駅に到着。
新宿御苑までは、「東南口」が一番近いです。
そして、駅からだいたい10分ぐらい大きな通り(甲州街道)沿いを歩いていくと、新宿御苑が見えてきて、「新宿門」があります。
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【新宿門入口】
(この時、時間はちょうど12:00頃でした。)
新宿門の隣に、インフォメーションセンターがあります。
建物内では、見頃の木々や花々が紹介されていたり、
(僕が行った時は、ちょうど紅葉の時期でした。)
奥に行くと、「カフェ:はなのき」が営業しています。
オリジナルメニューで、値段も良心的な価格でした。
(今回僕は、「レストラン:ゆりのき」で昼食を取ると決めていたので、こちらのカフェには入りませんでした。)
んで、、
インフォメーションセンターを出て、「新宿門」の方に戻り、入園券を購入します。
(以下、左側が券売機コーナー。)
入園料は200円と安いですね。
そして、新宿門の入口を入って行くと、さっそく紅葉景色で観光者がたくさん居ました。
休日で紅葉の時期ということもあり、人はかなり多かったですね。
客層的には、家族連れや、おじさん・おばさん・おじいちゃん・おばあちゃんが多く、外国人も多かったです。
あとは、若いカップルがチラホラって感じですね。
(ちなみに、一時期話題となった、ポケモンGOをやっている人々は、全く見かけませんでした。。)
んで、
入口入ったところに、新宿御苑内の地図マップが置いてあるので、こちらを見ながら行動していくと良いでしょう。
そして、ちょっと中に入って行くと、すぐに以下のような広大な芝生広場が。
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【レストラン・ゆりのき】
芝生広場を中央に向かって歩いていくと、すぐに「レストラン・ゆりのき」の建物が見えてきます。
さっそく入って行くと、店内は満席で列までできるほど混んでいた。
仕方がないので、しばらく待った後に席へと案内されて、僕は「豚肉生姜焼きご膳(1000円)」を注文した。
その他、シカ肉カレーや、トマトソーススパゲティ、ハンバーグご膳、オムライス、ケーキ等のスイーツなど、豊富なメニューがありました。
(今後、新宿御苑に行く方は、ココで昼食を取ると良いでしょう。)
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【母と子の森】
昼食を済ませて満腹になった僕は、続いて西端にある「母と子の森」に向かった。
(向かい途中の並木道)
(以下、看板。)
ココを巡る前の僕のイメージとしては、アスレチック的なモノがあるのかなーっとイメージしていたのですが、そんなものは全く無く、
タイトル通り、「森」の中って感じで、湿地などがあり、夏場だとヘビやカエル等が出てきそうな感じのところでした。
(実際に看板にも、ヘビやトカゲ、カエル等が出てくると書いてあったし。)
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【日本庭園】
続いて、南西に位置する「日本庭園」へ。
このように、複数の大きな池に沿って綺麗に庭園が整備されていました。
(ちなみに、池には鯉(こい)が泳いでいた。)
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【茶室:楽羽亭】
日本庭園の敷地内にある茶室の一つ:楽羽亭
楽羽亭の庭には、以下のように和の趣(おもむき)が。(これ、なんて言うんだっけ?)
で、券売機で「抹茶(700円)」を購入して、
楽羽亭の中へ、
僕が入った時は、自分含め3組で、ガラ空きの状態だった。
そして、着物を着こなしたおばあさんが、上品な作法で和菓子を配膳したり、抹茶を回しながら出してくれた。
料金的にはちょっと高いと思ったが、和菓子も抹茶も風情があって美味しかったし、洗練された和の空間のココを、個人的にはとても気に入りました。オススメです。
そして、もう一つの茶室が・・
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【茶室:翔天亭】
こちらも日本庭園の敷地内にあり、楽羽亭からも非常に近いところにあります。
どうやら、呈茶(ていちゃ)をやってくれる茶室は、日にどちらからしくて、僕が行った時は「楽羽亭」でした。
※呈茶・・・客人にもてなしの茶を差し上げること
ただ、翔天亭も呈茶はおこなっていなかったですが、カフェとして営業はしていました。
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【旧御涼亭】
続いて、同じく日本庭園内にある、歴史的建造物の「旧御涼亭」
建物内にも入れます。
入口のところには、なんかの紋章が。
もともとココは、皇太子(後の昭和天皇)の御成婚記念として建てられたらしいので、天皇関連の紋章なのかな?
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【中央休憩所】
旧御涼亭から、ちょっと北に歩いていくと、中央休憩所があります。
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【イギリス式庭園】
中央休憩所から東にすぐのところが、「イギリス式庭園」になります。
広大な芝生が広がっていて、背景には時計塔が見えたりします。(写真を撮る際、ちょうど子供がでんぐり返しをしていましたw)
イギリス式庭園では、カップルが肩を寄せ合いながら座っていたり、親子で戯(たわむ)れていたり、おじさんは気持ちよさそうに寝ていたり、、
というわけで、僕もちょっと寝てみました。
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・周りにはカップルか親子しかいなくて、僕の寝ている横ですごいハシャいでいる親子がいたので、僕はそそくさとこの場を後にしました。
(デートで行きたいって人は、ビニールシートとか持っていくと良いと思います。クソリア充め。)
周辺の紅葉も綺麗でした。
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【旧洋館御休所】
続いて北の方角に進んでいくと、「旧洋館御休所」があります。
こちらも歴史的建造物で、天皇や皇族の休憩所として明治時代に建てられたものになります。
こちらは、建物内に入ることはできましたが、土足厳禁・撮影禁止となっているところでした。
建物内は、ヨーロッパの貴族が住んでいそうな格式高い煌びやかな内装となっていて、居室やシャワー室・浴槽などが展示されていました。
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【大型温室】
続いて、「旧洋館御休所」のすぐ近くにあるのが、大型温室になります。
室内は、天井がかなり高く・広々とした空間となっていて、熱帯、亜熱帯地域でみられる森林や植物、果物など、様々な種類のものが生い茂っていました。
(温室なので、かなり温かかったです。冬でも半袖で大丈夫なくらい。)
池や滝なんかも・・まるでジャングルのようです。
以下のように、コーナーごとに、見られる植物などが紹介されていきます。
(香料植物のところなんか、すごい匂いが漂っていました。。)
あとは、バナナとかサボテンとか、パイナップルみたいなやつとか、とにかく物珍しい植物とかも多くありました。
「ミッキーマウスの木」なんて木もあるんですね。。(どこがミッキーマウスなのか、全く分からなかったけど、)
というわけで、普段なかなか見る事ができない珍しい種類の植物なども多々あるように感じたので、ココもおすすめの場所です。
(大型温室の前にある、丸花壇)
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【玉藻池】
大型温室からちょっと南東の方角に進んでいくと、「玉藻池」というデッカイ池があります。
そして、さらにそのまま南下していくと・・
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【フランス式庭園】
フランス式庭園には、ヨーロッパの雰囲気あふれるロマンチックな並木道があって、
中央には、何百メートルも続いている「バラ花壇」が。
周辺には、ベンチもいっぱいあったので、カップルで来ると良いかもですね。
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【模木橋】
フランス式庭園から、南東へ進んでいくと、「模木橋」という小さい橋があります。
こちら名前の通り、木を模した橋のようで、コンクリートや石でできているようです。(たしかに、見た目的には木っぽい。)
そして、この模木橋の近くは、紅葉スポットなのか、カメラを持った人達でごった返していました。
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【千駄ヶ谷門】
というわけで、ゴールの千駄ヶ谷門です。(南端にあります。)
この時、時間が15:00前だったので、12:00から約3時間ほど、新宿御苑を巡っていたわけですねー。
(足がパンパンで、めちゃくちゃ疲れました。。)
以上です。
最後に・・・新宿御苑前のおすすめランチ・イタリアン・カフェ処や、「君の名は。」の主人公がバイトしているレストランについて
個人的には、せっかく新宿御苑に行くなら、園内の「レストラン:ゆりのき」でランチをすれば良いと思いますが、園内は16:00までしか入れなかったり、園内に入らないと行けない場所なので、色々と制限はあります。
というわけで、新宿御苑周辺のランチ処や、イタリアンレストラン、カフェ処については、以下の記事にてガッツリとまとまっているので、確認してみてください。
→ FindTravel:都会のオアシス、新宿御苑前のランチ19選
イタリアンレストランから、テラス席ありのところ、ハンバーグ専門店、カレー専門店、隠れ家的レストラン、創業40年を越える手打ちそば・うどん店、中華、上海料理等、多数のランチ処がまとめられています。
また、
上記のページには挙げられてないのですが、現在(2016/11)大ヒット中の映画:「君の名は。」の主人公(滝くん)がバイトしていたイタリアンレストラン。
そのモデルとなった店が、新宿御苑の大木戸門から徒歩1分ぐらいの近場にある、「カフェ ラ・ボエム 新宿御苑」というレストランです。
実際、僕も行ってきましたが、むちゃくちゃオシャレで高級そうなレストランでした。
(残念ながら、当日は貸切のため入れなかったですが、、)
ランチもやってるようなので、ぜひ行ってみると良いと思います。
(誰か、僕と一緒に行ってください)
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んで、冒頭に言っていた、「言の葉の庭(アニメ映画)」の聖地巡礼について。
「新宿御苑のとある場所で、僕は映画同様に運命の女性と巡り会えたのか・・」
それについては、実際に行ってきた模様を以下の記事にてまとめているので、良かったらこちらも見てみてください。
→ 「言の葉の庭」の舞台:新宿御苑に聖地巡礼してきた ~「君の名は」で瀧君が働くイタリアンレストラン「カフェ ラ・ボエム」も
ではまた、じゃーねー。